KALDIの柔らかい照明

私の住まいの最寄り駅には大きな駅ビルが併設されていて、とっても綺麗で入っているテナントもとっても素敵です。

1階は食料品店やデリカテッセン、ケーキ屋さんなどが並んでいて、時間帯によっては行列のできるお店も。

今ふとその1階の様子を頭に思い浮かべ、あることに気が付きました。

それはKALDIの照明です。あのコーヒー豆や色んなお菓子を売っているお店。

通路にカウンターやショーケース置いた作りの他のお店は店内全体を照らす天井からの照明でハッキリ、クッキリ照らされているのですが、KALDIはそれとは別に、KALDI独自の天井と照明を持っています。
独自の照明を設置しているのお店は他にもありますが。

蛍光灯ではなく、柔らかい落ち着いた明かり。そして天井の色は黒。

今まで気が付きませんでした。ぼんやりと、「何か違うよなぁ」と感じていたものの。

私は強い明りが苦手なのでKALDIの照明はとっても落ち着きます。

考えて見るとカフェやレストランは照明が柔らかいですよね。落ち着いていて、くつろぎやすい照明。

その駅ビルにPRONTというカフェレストランが入っているのですが、そこは外からではよーく見ないと店内の様子がわかりにくいくらいです。

まぁ照明だけのせいではなく、そのお店の立地やテーブル、イスの向き等々も影響しているのでしょうけど。

その柔らかい明るさを見ていると、コーヒー飲んでゆっくり過ごしたくなります。

もしかしたらお客さんの回転重視の飲食店などはお客さんに長居されたら困るので、思いっきり蛍光灯だったりとかしそうですね、お店作りにもそういう戦略はきっとあるはず。

ところで、KALDIの店舗のデザインは西洋の図書館がコンセプトだそうです。

ちょっと狭さはありますけど、ウォールマートのように煌々と光る蛍光灯のもと、四角い陳列棚に整然と商品が並ぶお店の対局かもしれませんね。

棚の作りがとってもいい。なんかアンティークショップっぽくって、雑然としていながら気がきいているという感じ。

私は世の中から蛍光灯はなくならにものか?そう思ってしまうくらい苦手です。

ずーっと前登山をしていた頃、テントの中で、ローソクのランプで過ごす山の夜は静かで、とっても居心地が良かったのを思い出します。


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