日記 村上春樹は時間を必要としている 当然

日々を送っています

具体的に言うと夕方起きて水飲んでYouTube見てDアニメストアで8P channelという面白い番組を見て英会話をやってご飯を作って食べて無限にお菓子を食べています、クッキーを作ったりもしました

私はこの生活を本当にずっと続けられる。家族さえいれば。(1人暮らしだと確実に無理だった)

でも家の中の生温さとは裏腹、外の世界では、これまでの人生が全てひっくり返るような絶望の世界が広がっている。きれいな洋服に身を包んでも、皆空を見上げる余裕も無い。目にも見えない小さな生物のせいで、個人も集団も死んでいる。イデオロギーも死んでいる。

でもイデオロギーが死ぬ瞬間というのは、好転のチャンスであることを我々は歴史から学んでいる。

でもあくまでチャンスなだけでイデオロギーが死ぬ毎に鈍感になってきた国家、こと日本で生きている私たちはもうそろそろ目を瞑ることにも飽きてきた頃では無いのか?
いいや、私みたいに、1ヶ月外に出ず家でごろごろしていたのに結局心穏やかに過ごしているような呑気で怠惰な人間が、意外と多いからこうなったのか?

「楽観的な性格」はポジティブで明るくて健全、みたいに捉われ続けていることにもっと疑問を持ってください。
「悲観的な性格」が結果健全な精神を生み出し、得をしている、そういうこと、多々、ある。


今、村上春樹に川上未映子先生がインタビューした「みみずくは黄昏に飛び立つ」を読んでいて、

(ほんとうに、面白いことを言っている)

と思った。幸い、この国に本当に面白いことを言う人がたくさんいて良かった。

麻原彰晃やヒトラーやトランプが語る地下1階の物語が、人を欺くということから、物語を紡ぐことが、危険な行為だと思いませんか、と言う趣旨の話のところ、インタビューを読むのが好きな私はたいへん興奮いたしました。
村上春樹は、悪の話は、短期間多くの人を欺くことも、長期間少しずつ人を欺くこともできるけど、長期間多くの人を欺き続けることは出来ない。という風なことを言っていた。こういうのは時間の問題なのだと。村上春樹は何かにつけて時間を必要としている。

人間って時間を必要とするんだよね、本来。

小学生の頃ってなんであんなに時間が必要無かったんんだろう?私は全然必要じゃなかったよ、何をするにつけ、思い付いてすぐ物作りをして短時間で出来たものが、大人に評価をして貰えたよ。でも当時、「大人になったらこうはいかない」と思っていた。その予想は外れた。意外とチョロかった。けど創作は、違う。

欺くといやあ大学の一時期付き合っていた人が親に縛られていて親のこと嫌いなのに実家を出れない状況で、「一人暮らしなんて滅相もない。するお金もない。母が許さない」と言っていて私はそれがすごく嫌だったんだけど、今彼は結構お金を稼いでるのにどうやらまだ実家を出ていないっぽい、というのをたまたま何となく知って、たとえば今の彼に誰かが「何で家を出ないんだ。」と聞いてもカードを伏せたまま大学の時と変わらない返答が返ってくるような気がして、私はそういう性質の人間が一生無理だ。ということを確信している。結局親と共依存なんじゃない。私がTHE BOLD TYPEの登場人物であれば確実に本人に言っている。 親と共依存なことに怒っているというより、NG話題を察しろ、という態度が強過ぎる人物が無理なのだ。

寝たいのに寝れませんね

田村由美『ミステリと言う勿れ』面白すぎ問題
全員読んで〜!

#日記 #村上春樹  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?