『ロリコン性癖』へのコメントは本当に難しい、という自分メモ

千葉朝日です。ご覧いただきありがとうございます。

ロリコンについてコメントすることは本当に難しいんですよ…ね…

私の友人にもロリコンがいまして、彼は、現実の少女を大切に思うからこそ、リアルの少女と接触することを自分に固く禁じている方なんです。
そういう、自分を律せている方はごく少数派だと思っていて…

多くのロリコンは、なんの加害意識もなく「少女はエロい！萌える！」という自身の欲望にしか基づいていないなと強く感じます。

私は個人的に、一人一人の性癖に関しては他人が口出しすることではないという意識が強くて。

ただ、それを対象にぶつけるとぶつけないとでは全然話が変わってくる。
ロリコンや、いわゆる猟奇的性癖、犯罪に当たる性癖はそこが一番のキモだと感じます。

ってなると、結局は本人の自覚と意識なんですよね…。

私の友人が言っていたことですが
「児童性加害欲と他者への性加害欲は犯罪なので範疇外だし、性癖ではない」

これも、大変理解できるのですがちょっとだけ乱暴かなと。

私は決して、ロリコンや猟奇的、犯罪的性癖の方々の肩を持ちたい！って意味ではないんです。

私自身が、立ち位置とコミュニティ、趣味嗜好において、性・エロの界隈に積極的に身を置いているので、自分自身の感覚の一般との乖離には丁寧に意識を向けないといけない、というのは常に思っています。

ロリコンは悪！キモい！許せない！でバッサリ断罪するのも歯切れが悪いんです。

でも、絶対に実行してはならない。

子供は、周りの大人に適宜守られながら、徐々に成長していくという存在です。

その周りの大人が信用できるか、そうでないかはとても重要で、言うたらそれこそ親ガチャなんだよな…というのが実感ですね…

子供は周りの大人(親だけではないので、こういう言い方です)選べないので。

信用できるはずの大人に裏切られたら絶望して当然ですし、経験が少ないから解決方法も対処方法も自分のケアも何もわからない。

周りの大人が原因で、子供が間違った方向に進まざるをえないのが本当に悔しくて悲しいです。

リアルの周りの大人が信用できないなら、ネットに助けを求めるのが自然だと思うんですが、
ネットの大人も信用できない・裏切られたとなると、詰むのは当たり前なので…

少女が好きなロリコンは、そこまで考えてない人も多くいると感じます。
自分が性的対象に出来てめっちゃシコれる存在、ということしか考えていない。

でも大人も全体的に疲れてますからね、余裕がないのもわかるんですよ。
でも、全員をフォローしたりすることももちろん出来ません。
人間、キャパがあるので。

キャパがある、限界がある私にできることがあるとすれば、マンガ家・発信者として作品を世にできるだけたくさん出し、知ってもらえる機会を増やすしかない気がします。

それが私なりの、世の中へ示せる誠実さかなと。そんな風に思った自分メモです。

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