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すこぶる真っ直ぐ。

いつもの通り、千代田線に乗ったので、書こうかと思います。

デスクワークしていて、周りに人がいなくなったときとか、spotifyで音楽流すことが多いんだけども、ふと、なんか懐かしい曲とか聴きたくなって、アジカンの君繋ファイブエムとか流してたりしてたときに、ふと、HYのDepartureが聴きたくなって、1曲めのホワイトビーチを流し始めた。

初めてホワイトビーチ聴いたのは、Mステだった。順番は最後。だけど、見ながら聴きながら鳥肌立ったことは覚えてる。

カッコいいとか、楽しそうとか、なんかそういう形容詞とかじゃなくて、「これめっちゃ好き!」っていう気持ち、ただそれだけだった。

そしてそのあと割とすぐに、Departureを買った。案の定、ヘビーローテーション。当時使ってたMDウォークマンでも聴いてた(MDウォークマンとか懐かしい!)。

カラオケとかでも1人3役とかやってた。ホワイトビーチとかoceanとかよく歌ってた。仲宗根さんの声は裏声で無理やりやった。懐かしいな。

話は現代に戻って、ホワイトビーチのイントロが流れて、メロディーラインがスラスラ出てきた。仲宗根さんの歌声が聴こえてからも、歌詞が全然ナチュラルに出てくる。身体に染み付いてんのね。びっくり。

今聴いても、全然好きでした。

17年前ですよ。うわぁ。17年前だって。げー。

でも、なんか今聴くと何で好きなのかがわかった気もした。

粗削りだけど豪速球で、純度maxだからだと思った。久々に聴いたDepartureは、恐ろしいほど真っ直ぐだなって思った。それは即ち、自分が真っ直ぐな心を失ったことを意味する気もするけど、たぶん、そうなんだと思う。とっても真っ直ぐ。すこぶる真っ直ぐ。そしてそれがとても素敵だ。

そういえばゴイステというか銀杏BOYZもそうだよなぁ。

今危機的状況だと昨日知ったランクヘッドもそんな気がする。ダサいって言われて、ダサいよって返せる小高さん(ボーカル)、超絶カッケェ。そして真っ直ぐ。必死にもがいててそれを隠さないでSOSを発信してる人に対して、ダサいって言ってる方が大概かなりダサいし。

なんだろう。豪速球を可能にするような、人としての真っ直ぐさというか。歳を重ねていくにつれて失っていくものでもあるんだけど、そういうの。

そういうのが好きなんだろうな。

インディーズ〜メジャーデビューくらいの頃の高橋優とかともそうだったなぁ。駱駝とか。

うん。たぶん、自分がねじ曲がってるからこういうのが好きなんでしょう。そんな気がする。

ということで、乗り換え駅。

以上です。

#日記 #コラム #エッセイ
#HY #departure

#千代田線

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