見出し画像

目からウロコの高級時計ブランドランキング

高級時計を格付けしているサイトは多々あるが、歴史やムーブメント、果ては格付けする人の好みなどの主観的な要素でのランキングがほとんどなので、客観的に判断できる要素としてシンプルな3針時計の並行輸入店における新品実勢価格からランキングしてみた。

画像1

ジラール・ペルゴまでは貴金属が素材に使われている為に高価になっているが、ステンレス・スチールと貴金属モデルの価格差がおおよそ50〜60万円位であり、実際はジラール・ペルゴのブランド力としてはロレックスに次ぐ辺りに位置するのではないか。そのロレックスは最近の過熱感から3針時計でさえ値上がり傾向にあり、過熱前の価格を記載した。

実勢価格はメーカーのお仕着せの値段ではなく、市場原理に基づく価格であるため、より公正な目で見ることができる。この様に客観的にブランド価値をランキング化すると、残酷なまでにブランド価値が明らかになる。上位には雲上ブランドと言われるブランドが軒並ランクインしている一方、オメガやタグホイヤーと言った有名ブランドが下位に沈んだ。これらのブランドは敷居を低くしてある程度量を売るブランド戦略によるものと思われる。それゆえ、時計好き以外への知名度が得られるメリットもある。

真の時計好きに取ってはランキングなどはどうでも良く、いっぽう最初の一本として迷っている方もランキングやウンチクにこだわらずに先ずは気に入ったデザインで購入する事をお勧めする。その中でロレックスのプライス設定のまじめで真摯な姿勢に値段以上のブランド力をみた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?