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北欧旅13【島の生活、ゴットランド島】

表向きの顔として、人口2万数千のVisbyの中世の古い市街地はそのまま保存しているが、一周2キロの城壁を一歩離れると、現代的なショッピングモールやバスターミナル、ホームセンターなどが並び立っている。観光資産としてその外部イメージのマスクだけは、絶対手放さないように不便に耐えながらも、楽屋裏の島民の生活環境は至って快適な都市生活者のそれであったことが、とても印象的だった。


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中心地・Visbyの人口が2万数千人、山口県の半分ぐらいの面積の島全体でも5万数千人程度の人口だが、スーパーもホームセンターもアウトレットスポーツショップもあり、北欧バイキングに由来を持つバルト海の絶海の孤島イメージで上陸したが、日本の数十万人規模の地方都市よりよほど快適かもしれない。

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IKEAはさすがになかったが、ホームセンターらしき店を訪れると、安い海外製の家具が並んでいるのも日本と同じ。スーパーの食材コーナーは野菜の種類も豊富で、ディスプレイもうつくしい。


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ビーガン向けのランチボックスはもちろん、ラクト(乳成分)フリー、グルテン(小麦粉)フリーのコーナーが設置されて、その品揃えの多さに驚いた。スーパーなどには、リサイクル分別回収コーナーが必ず設置されており、バスは、バイオガス。

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北欧でもかなり早い段階で、再生可能エネルギー推進の島として宣言した顔も持つ島でもある。

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