MUP 第35回ウサギ限定ライブのまとめ【マーケティングデザイン編♦︎顧客行動♦︎】

最近一気に涼しくなって、目覚めがいいですね!

そんな今日も仕事の前に学び狂っていきます!

今日はマーケティングデザイン編!

結論
商品(モノ)を変えなきゃダメだ!という
固定概念を破壊し、カスタマーアクションを理解し、自ら市場を変えていく。
破壊と創造が新たなビジネスを産む。


はじめに。

スマホのケースを買おうとした時、電気屋でも、ECサイトでも、メルカリでも買える。

買うための選択肢が多すぎる。 

そんな現代に、経営者はどんな集客をしなければいけないのか。
全ての選択肢に対応しなければいけないのか?

違う。

本質をみる力が必要。

 
★本質とは何か? 有名な『ジャムの法則』の話

30種類のジャムを置いたジャム屋さんは3%の購入率だったが
6種類に厳選したジャム屋さんは30%の購入率だった。

ここから何がわかるか。
•選ぶのが大変で、選んで満足してしまっている。
•「商品の数や種類」よりも、「その商品はカスタマーアクションを理解できているか」を重要視する。
•米や麺を食べる非顧客に対してのアプローチの重要性。

いつまでもお店に来る人を中心に商品を考えてるから、売上が上がらない。

商品(モノ)ではなく、顧客(ヒト)を見なくはいけない。
カスタマーアクション(顧客行動)を見なくてはいけない。

例:
売り上げが下がり続けたアメリカの大手ドラックチェーンの話。

社長は役員の一人に、
明日休日を取り、インフルエンザになった体で
薬を買いにいくように命じた。
翌日、その役員は病院へ行き、処方箋を貰い、薬を手に入れた。
家を出て、30分掛けて病院へ行き、3時間待って診察をしてもらい
更に1時間待って薬を処方してもらう。
そして、また30分掛けて家に帰る。
合計5時間掛かった。

これでやるべき施策が明確になった。
今までは他社との品揃えなどを比べ競争してたが、
本当の理由は「時間が掛かることが面倒くさいから」でした。
これが、カスタマーアクション。

この「不」を解決する為にとった施策が
処方箋を書くことが許されている「上級看護師」を
配置し、待たずに薬を手にいれることができるようになり
経営が大幅に改善された。

薬局に来ている「顧客」を見たのではなく
薬局に来ていない「非顧客」を見たカスタマーアクション。

既存概念を破壊し、
新しい視点で物事を見ることが必要。

「モノ思考」から「行動思考に切り替える」ために何をすべきか?

Value(あなたの提供できる価値は何か?)
Obstacle(あなたの提供価値を何が邪魔しているのか?)
True-reason(その邪魔物を他の人が買う理由は何か?)
VOTフレームワークで考える。


例:
•デジタルカメラの売り上げが減少している
•スマートフォンのカメラが性能が良くなっている
•デジカメも性能や防水性を高めよう
ではなく、

•デジカメも内側カメラ機能をつけよう

なぜならスマホのカメラを顧客が選ぶ理由は
「自撮り」をするというカスタマーアクションだったから。

例:
美容院
売り上げが上がらない理由や
リピーターが付かない理由は他店との差別化が無いから。

髪の毛を切ったあとに女の子が取るカスタマーアクションは「SNS投稿」です。

SNS投稿用の撮影ブースを作って綺麗な写真を撮ってあげて、
LINEで写真を送ってあげる。


例:
売り上げが低迷している映画館。
どのような施策をうつべきべきか?
[①Value]
・映画の上映

[②Obstacle]
・NetFlixなどへのシフト
・動画の普及

[③True-reason]
なぜ②を選んでいるのかを考えます。
・移動時間などに視聴できる
・リラックスして視聴できる
・短編動画への慣れ
という流れで考える。

モノ思考だと①と②で競争してしまい
・短編動画の制作
・新作本数本数の増加
などに目が向き、結果利益率の低下を招く。

しかし、カスタマーアクションで考えると
「リラックス」という市場に持ち込める。

・エステサロン
・ラブホテル
・ふかふかベット
・アロマカフェ
・温泉サウナ

など違う市場に持ち込み
さらに単価も映画館の1,300円より高く設定することが可能になる。

映画館も「映画館で観る」という固定概念を破壊することによって
新たな施策を創造することができる。


今日も素晴らしい学びでした。
すぐ実践できることですね!

しっかり事業に生かしていきます。



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