見出し画像

何を撮ってるか分からない写真は撮らない

僕の場合は、いわゆる日の丸構図は多いかも知れませんね。
日の丸構図は悪い意味で使われる印象がありますが、それは背景処理が下手だからそうなるんじゃないかなと思います。

日の丸構図のメリット

真ん中に被写体を置くことの最大のメリットは、何を撮っているかはっきりすることです。
「実は撮りたいのは真ん中のものじゃないんですよ」なんて言う人は変な人ですね。普通は真ん中に置いたらそれが撮りたいと思ったんだろうなと認識します。写真やってない素人が見てもそのはずです。

やりたくない構図

一番やりたくない構図は、望遠を使って、離れたところにあるものを撮りたいけれど、すぐ目の前にあるものをボカして構図に入れて奥行きを出そうとすることですね。

よほど上手な人だといい雰囲気になりますが、手前に大きく写っているのにボケてるなんて、本当にフラストレーションが溜まります。
なにこれ?
なんなん?」(大阪弁)
なんなんこれ?」(大阪弁)
って、しつこく言いたくなります。😁

やはり、目立つものは主にしたいし、撮りたいものが目立つようにしたいです。

初心者の作画

自分が初心者の頃がそうだったのですが、いろんな構図が試したいわけです。それと「作品を撮る」みたいな気持ちが強くて、絵的に格好良くなるように撮ろうとするわけですね。

ほんとは撮りたくもないのに。

できた写真を見ると、いくつかのものが画面に入っているわけですが、構図的にはそれなりに格好いいけど、何を撮りたかったのか分からないんです。
なんかそういう不毛の体験をしばらくしていた時期がありました。

広角好きの苦労

最初の頃から、僕は広角が好きでした。特に街を撮るときは。
28mm35mm あたりです。
広角で撮ると、いろんなものが視野に入ってしまいます。
また、ピントがどれにも合ってしまうんです。つまりボケない。

そんな中で、撮りたいものをはっきりさせるには、

  1. 大きく写す

  2. 真ん中に置く

  3. あとで周辺を暗くする

ぐらいしか方法がありません。
は、被写体が真ん中にあるときはいいですが、上下左右に寄っているときは不自然な写真になります。また、簡単なツールでは真ん中しか明るくできなかったり。
自然な感じにしようと思ったらしかありません。

というようなわけで、撮りたいものがある限り、その被写体を置く位置はそんなに自由には選べないのです。なので結局、

真ん中が一番(日の丸構図)

となります。

撮りたいものが誰の目にも分かるように撮る

これに尽きます。
明快な写真が好きです。
うまく察してね🤗 みたいな写真は嫌いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?