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80年代のレガシー

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1980年代について書いた記事
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#80年代

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プリンセス プリンセス "Diamonds"

作詞:中山加奈子 作曲:奥居香 編曲:PRINCESS PRINCESS 1989年シングルリリース ミュージックビデオは基本、湘南ロケ。 公衆電話/レコード/アナログテレビ/鎌倉高校前/きっぷ切りの駅員・・ プリプリの音楽を当時とくに注視していなかったけれど、いま振り返ると貴重なレガシーだ。80年代の素敵な空気感がエモすぎるね。ダイアモンドだね! 先日、NHKに奥居香さんが違う名字で出ていて最初、気づかなかった。 "Diamonds" は心肺蘇生のときにテンポがピッタリだということで有名。 (有名かな?みなさん知ってます?)

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山下達郎 "夏への扉" Covered by nekosakura

山下達郎 1980年リリースアルバム "RIDE ON TIME" 収録曲 YouTube チャンネル「musicworks2011」の nekosakura さんによるカバー 「夏への扉」を久しぶりに聴いたが、平和で楽しい世の中を連想するね。 カバーは軽快なシティポップ。楽しい(心地よい)感覚。 この nekosakura さんは他にも80年代ポップスを沢山カバーされている。久保田利伸とかもいいね。

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サザンオールスターズ "ミス・ブランニュー・デイ"

1984年シングルリリース 同年リリースアルバム "人気者で行こう" 収録曲 映画「彼女が水着にきがえたら」挿入歌 てっきりシェア済みと思っていたが、していなかったもよう。 イントロのキーボード(シンセ)がとても素敵で「すてき」でステキすぎる。 たぶんYMOからインスピレーション得ていると思うけど・・中国女あたりかな? テクノポップでもシティポップでもAORでもいいけど、とにかく透明感があってきれい。 思わず泳ぎそうになるというか、クネクネしそうになるというか。 よく聴くほどにカッコいい曲。こんなの100年に1度ぐらいしか出てこないのでは? おしゃれな動画はおなじみの「絵里ちゃんねる メーテル」さんから♪

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サザンオールスターズ "さよならベイビー" と湘南の思い出

1989年シングルリリース 1990年リリースアルバム "Southern All Stars" 収録曲 ホイチョイ三部作の一つ "彼女が水着にきがえたら" OP 映画のオープニング、浦安マリーナで織田裕二と谷啓がヨット(バンドフェット30)を海に降ろすシーンで流れる。 初めて見たときはカッコよすぎて痺れた。 早速、浦安マリーナを見に行ったりした(笑) ただ、世間的にはスキューバ・ダイビングが流行していたと思う。社員寮の友達はスキューバのインストラクターになったと自慢していた。 +++++ この頃、会社の先輩が4人乗り(?)のヨットを江ノ島に置いていて、仲間とのバーベキューの合間に特別に乗せてくれた。 それで葉山沖まで走って帰って来たら、ヨットの虜になってしまい、その後の自分が大変だった。この周辺は友達の話も含めて連鎖的に出てきてしまうが、趣旨から外れるので割愛する。 国道134号の渋滞を沖から眺める体験はなかなかできない。よい思い出だ。 +++++ 映画のなかには様々な場所でのロケがあった。 シェアした動画の中にチラッと出てくる海が見える屋上のシーンは、鎌倉高校前駅の横、スラムダンクの踏切から坂を上がった所にある「鈴木病院」の屋上だと思われる。 同様、二人で公園に佇む夜のシーンは逗子の「披露山公園」 (ここもバーベキューの帰りに連れて行ってもらった) 「珊瑚礁」のシーンもあったと思うし、とにかく湘南のシーンが沢山見られるのがこの映画のよいところ。 個人的に好きなシーンは、原田知世がタクシーで夜風に吹かれる映像で、バックに「いつか何処かで」が流れて海岸線の夜景が映るシーン。湿った海の空気に包まれそうな感じだった。 ロケ地は湘南だけでなく、浦安や芝浦(?)のウォーターフロント周辺も出てくる。 +++++ 映画としての評価はさほどでもないし注目されなかったが、娯楽映画として当時の空気感の中ではかなり楽しい映画だったと思う。 個人的にはホイチョイ三部作の中で3番目に好き(笑)1番は「波数」

音を楽しむから「音楽」 新旧ではなく

なかなか楽しそうな画像ですが、この人が楽器を持っていなかったら自分に似てるなあと思いました。(なんじゃそれ) 音は音だ音楽に古い音楽、新しい音楽があったとしても、音自体に古い・新しいはないですよね。 もちろん「古いものの音」「新しいものの音」っていうのはあると思うけど。 好きな音楽好きな音楽は誰にでもあると思いますが「新しいから聴く」「古いから聴かない」あるいは逆に「古いから聴く」「新しいから聴かない」というものでもありませんね。 好きな音楽はあくまで「好き」なだけです

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80年代サウンド(AOR)の動画

4月からすでに夏のような雰囲気だけど、昨日今日はちょっと肌寒かったりして「さんちゃん、寒い!」なんてつぶやいたりしている。 80年代のFMの雰囲気を探してYouTubeを見ていたら、こんな動画が出てきた。 夏っぽい日のBGMにはとても良さそう。 いまは仕事柄、文章を書いているけど、日本語の歌を流すと気が散ってしまうから、洋楽のボーカルやインスツゥルメンタルを流すぐらいがちょうど良い。 80年代に戻りたいという思いは常にある。そして常に思っているのが日常になってしまった。 今のようなよく分からない価値観の世界に生きるのは、しんどいだけだ。

カロリーメイトだけの朝|角松敏生 "Office Lady"

カロリーメイトは1983年に発売されたそうだ。 なぜカロリーメイトの話になるかというと、誠に個人的な理由なのだが、角松敏生の "Office Lady" を聴くと自動的に思い出されるからだ。 それと同時に、松戸(千葉県)の寮から松戸駅に向かう通勤途上の朝の光景が浮かんでくる。1986年頃の話だ。 おそらくなのだが、ウォークマンをかけていたのだと思う。 ウォークマンで角松敏生の、おそらく "SUMMER TIME ROMANCE" を聴いていたのだろう。 さらには市役所か

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角松敏生 "DO YOU WANNA DANCE" in the "SUMMER TIME ROMANCE〜FROM KIKI"

1983年12インチシングルリリース 1984年リリースアルバム "SUMMER TIME ROMANCE〜FROM KIKI" 収録曲 ハワイKIKI局のDJカマサミ・コングによる曲紹介とともに流れるバージョン。 ホールにいるような臨場感があり、オリジナルよりもこちらのバージョンの方が個人的に好き。 80年代のディスコで真剣に踊っていた人、音楽にのめり込んでいた人、ナンパに使っていた人もいたわけだが・・ 多くの会社員は金・土の夜、あの雰囲気を楽しみに出かけては、なんとなく手足を動かしてブラブラ踊っていたのではないだろうか。自分もその一人。 個人的にディスコは、六本木のザ・リージェンシーと日比谷ラジオシティの2か所しか行ったことがない。会社の友達と「次はトゥーリアに行こうぜ」と言っていた矢先に例の事故が起きた。 それでリージェンシーは現在解体中(?)のロアビルの上階にあって東京タワーが見える華やかな雰囲気の場所。結婚式の二次会が行われたりしていた。 ラジオシティは富士電機かなんかのビルの地下だったと思うが、会社員となぜか女子高生グループがいたのが不思議な雰囲気だった。(たまたまか?)妙に明るい子たちで、東京の高校生は自由でいいなと思ったのを覚えている。 いま思い出せるのはそのくらい。

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大江千里 "塩屋"

1987年リリースアルバム "OLYMPIC" 収録曲 最近なぜか大江千里をときどき聴いている。YouTubeで。 「塩屋」は神戸の海岸沿いの町で、山際に瀟洒な異人館などが建つ静かな所。JRと山陽電鉄が通っていて、それぞれの塩屋駅がある。 小さい頃に垂水に住んでいたことがあるが、大人になるまでなんだかんだとこの辺りの海岸線は行ったり来たりしている。かつて国道2号沿いには店舗の廃墟が点在していた時期があり、カメラを持って撮り歩いたこともあった。 塩屋駅や、隣の滝の茶屋駅で降りて歩いたり、バイクで山の方まで上がったりしたことも。 陽だまりの中に浮かぶような町。高台からはキラキラと輝く海が見える。

マジでやるのダサい派

1980年代バブル期の若者(つまり僕ら)の自己紹介。 こんな話ができるのも、もう何年もあるものではありません。僕らの同年代が大量に定年退職する頃に、再び盛り上がりを見せるかもしれませんが。 僕らといってもあの頃の若者全体を指すものではなく、とても象徴的なものを指しています。 バブル期の若者の中心世代だった僕らは「新人類」と呼ばれ、よく分からない人々だと当時の大人に思われていました。 近しいところに「ケロヨン(ケロッとした40年代)」という世代もあります。 だいたい僕らと

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矢沢永吉 "YES MY LOVE"

作詞:ちあき哲也 作曲:矢沢永吉 1982年シングルリリース CM曲 先の尾崎亜美さんの動画を見ていると流れてきた。永ちゃんが世間一般にメジャーになったのもだいたい同じ頃じゃないかなと思う。 この曲は80年代の初めにリリースされて、コカ・コーラのCMで流れた。永ちゃんがオープンカーに乗って走るシーンがカッコよかったのと、この曲もカッコよかった。 "YES MY LOVE" は以前もシェアしたと思うが、今回は新しいオフィシャル動画を見つけたのでシェアする。

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薬師丸ひろ子 "メイン・テーマ"

作詞:松本隆 作曲:南佳孝 編曲:大村雅朗 1984年シングルリリース 角川春樹事務所制作・東映洋画配給「メイン・テーマ」主題歌 本日は薬師丸ひろ子特集😳 これも映画は見ていないがCMはよく見た。 楽曲は南佳孝「スタンダード・ナンバー」と歌詞が異なるバージョン。だいたい同じ頃にリリースされていたもよう。 個人的にはスタンダード・ナンバーの方が好きだったが、今となってはどちらも懐かしい。 世の中的には薬師丸ひろ子の声で歌うのがメジャーで、先の記事でも書いたが歌声を聴くと80年代がわーっと来る。 このオフィシャル動画のアルバム「花物語」は2011年にリリースされたもので、わりと最近、手に入れた。収録はおそらく当時の音源だとは思う。(?) 片岡義男原作の映画化で森田芳光監督。主演は薬師丸ひろ子・野村宏伸。 野村氏はあの頃、よく映画・ドラマに出演していたが最近どうしているのだろう?

薬師丸ひろ子 Woman "Wの悲劇"より

Woman "Wの悲劇"より 作詞:松本隆 作曲:呉田軽穂(松任谷由実) 編曲:松任谷正隆 1984年シングルリリース 角川春樹事務所制作・東映配給「Wの悲劇」主題歌 個人的にユーミン提供曲のなかでは最も響く曲。映画は見ていないが、CMでよく聴いていた気がする。 最近の薬師丸ひろ子の歌唱も優美で素敵だが、当時の録音を聴くとわーっと空気が変わる感じがある。記憶がもたらす感動。 オフィシャル・ライブ版

シティポップ+80Sという異世界

note 休止中の投稿です💦 1980年代は夢のような時代で、シティポップの世界は日常とはかけ離れた世界、つまり別世界のようなものでした。 いま振り返ると、80年代は夢の中でした。そしてシティポップは異世界ですね。自分以外の同世代がどのような認識を持っているかは知らないけれど、少なくとも僕のなかでは シティポップは懐メロではないということです。 シティポップには「シティ(都市)」という言葉が使われているとおり、単なる音楽ではなく、ライフスタイルを表現する音楽なのです。