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この情勢下での塾選び〜今選んではいけない塾

私は職歴が多いですが、その中でも複数を占めているのが「学習塾・英会話教室」勤務。フランチャイズの個別指導塾の雇われ塾長、副塾長をはじめ、その他の塾にて講師やカウンセラーとして少なくとも10社以上経験があります。

そんな塾業界の裏表を知っている私から見て「コロナで混乱の今選ばない方がいい塾」について書きます。

結論から言うと「現時点でHPにコロナ対策について対応策が載っていない塾」は良くありません。私が住んでいる関東の首都圏なら学習塾は自粛対象となっています。オンラインレッスンの実施が可能ならその案内が必要だし、それが出来ないなら休校する旨、HPに明記しておくべきです。

前職の塾は元から個別でのオンラインレッスンを行っていました。なので今は通常授業の集団授業もオンライン配信にて行っています。これが正しい対応。ここは運営陣、講師陣、スタッフと分業していたから出来たと思います。

その前2つはフランチャイズの個別指導塾。ここは本部自体指示を出していないのか、コロナの文字は一切ありません。私の後を引き継いだ塾長は3月まではHP更新していましたが、今は情報なし。

近隣校舎を見ても4月最初は更新があってもその後更新なし。コロナの記載なし。県内で生徒数が多い教室でやっと「コロナ」という文字が出てきます。そう、売上を上げられる塾長はやはりこういうところが出来ています。それでもリアルタイムでどう対応しているかは不明です。4月上旬の話題で止まっているので。

その前に勤めていた個別指導塾。こちらは本部の社員が塾長を担当する直営スタイルです。4月○日から学校です〜などという言葉はあるものの、やはり今どういう対応をしているかはHPには記載なし。

これらのことから推測するに、コロナについて記載がない塾は、直営だろうとフランチャイズだろうと、塾長が一人で運営している個別指導塾です。私自身も経験しているのでわかるのですが、運営スタッフが塾長のみのタイプは仕事が煩雑でやることが多過ぎて、どこか手薄になりがちです。このHP更新もその一部。

私の前職の塾のようにスタッフがたくさんいたら防げることです。でも個別指導塾は塾長一人が教室運営。集客や広報などの営業活動、売上管理などの事務作業、アルバイト講師のマネジメント、生徒や保護者ケア。これだけじゃなく講師経験がある人なら、バイト講師が急に休んだ時なんかは代講で授業担当したりもします。

塾で特に多忙なのは夏期講習などの長期休み時期。この辺りは本当に忙しくて業務を捌ききれなくなりがちです。そうなってくるとHP更新作業はどうしても後回しになってしまいます。

でも今のこの毎日のように情勢が変わるある意味緊急事態時。休校にするのかどうか、オンラインレッスンを取り入れられないか。対応しなければいけないことが多いのはわかります。それでも会社の顔となる企業HPには、対応は迅速に記載しておくべきです。

個人塾はどうなんだ、個別指導塾同様、大抵は塾長一人が切り盛りしているじゃないかという声が出そうです。確かにそうです。この話はフランチャイズの個別指導塾が一番当てはまります。

フランチャイズだと本部と、更にはオーナーからの指示とかノルマがある上に、売上もロイヤリティをかなり引かれてしまいます。オーナー兼塾長とか、個人塾はその点自由度が高いので、そういう面での心理的に負担は少ないのではないでしょうか。「働く」ことにおいて、自由な裁量権の有無や大小はとても重要です。

今日のこの話は私自身も完璧に出来なかった反省も込めて書いています。学校が休みの今、もし今後の塾探しでどこを選べばいいか迷っている人がいたら参考になればと思います。

そんな塾勤務時代を思い出しながら、深キョン主演の「初めて恋した日に読む話」を毎晩見ております笑。当然リアルタイムでも見ていました。しかしながら口を挟むと、実際にこんなに講師と生徒が交流してたら問題です笑。

原作少女マンガのドラマ化ですからね。あくまで創作物として楽しみましょう笑。原作も途中まで読んでいますが面白いのでオススメです。

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