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【寄稿】「がくげいTED」というものをオンラインで始めました

東京学芸大学の学生だーまゆさんから寄稿いただきました。大学が休校になってしまいフラストレーションが溜まっている大学生のみなさんもたくさんいらっしゃると思いますが、その中から生まれた一つの活動です。

がくげいTEDの誕生

「お家にいるのはもう飽きた〜〜〜〜〜早くウッドデッキに行きたいよ〜〜〜〜おしゃべりしたいよ〜〜〜〜〜〜〜」

(東京学芸大学の)ウッドデッキ大好き人間の私はついに悲鳴を上げてしまいました。
わかっています。今はすごく大変な時。「大学のウッドデッキに行きたい」だなんて駄々をこねている場合ではありません。

「でも…もう、待ってられない!!いつまでも家でじっとしてられない!!」

そう感じる理由の一つに、去年の11月からウッドデッキで開催することを目標に準備してきた「がくげいTED」をまだ一度もできていない、というウズウズがありました。

がくげいTEDとは…

T とにかくあなたが面白い、話したい、伝えたいと思うことを
E 偉くなったつもりで
D どうでも良いかもしれなくても話してみる

毎回1人の学芸大生が、自分の興味のあることや、悩み、他の人に伝えたい事、問いかけたい事などを、題材に自分の価値観や人生について話すイベントのこと。

スピーカーが10分ほど発表をした後は、参加者全員でスピーカーの話しや問いかけをきっかけにまったり駄弁ります。

場所はもちろんみんなの憩いの場、ウッドデッキ。

1つの答えを出すためのディスカッション、というよりも、「質の高い自然な雑談の場」を作ることを目的としています。

昨年11月、スピーカーを募集し始め、その後、スピーカー希望の方々と私(主催者)が、一対一でまったりお喋りしながら、どんな話をするかを練ってきました。

うう、、本当だったら今頃ウッドデッキで「がくげいTED」をやっているはずなのに、、

・・・・「そうだ!!!この際だからオンラインで開催してしまえば良いじゃないか!!!」

「第一回がくげいTED」が「第一回わくわくTED」へ

急いで「zoomを使ってがくげいTEDを開催したい」と各SNS媒体に投稿。
今まで一緒に準備してきたスピーカー希望の方々も快諾&協力してくださり、急ピッチでスケジュール調整。

ここになんと、慶應大学SFCで「がくげいTED」と似た企画(「わくわく王」)を主催している友人から連絡が。

「折角オンラインでやるなら、コラボ企画にしない?」

最高…!!!!

慶應SFC「わくわく王」×東京学芸「がくげいTED」=「わくわくTED」、誕生!

東京学芸から1人、慶應SFCから1人ずつスピーカーになってもらう、二本立て企画に。
初回は3月5日(日)、20:00〜22:00にzoomにて開催することになりました。

図1

「第一回わくわくTED」

「がくげいT E D」からは東京学芸大学4年のかおりさん、「わくわく王」からは慶應大学S F C4年のレオさんにスピーカーになってもらいました。
開始1時間前に広報を掛けたにもかかわらず、14人の方が参加して下さりました。

図2

この記事では、前半のかおりさんによる「幸せに生きる…!」の話を取り上げます。
(後半も激アツだったので、それについてはまた別の所で!)

「最近結構私幸せなんだよね〜」と笑顔で話すかおりさん。
その理由を探っていくと、『居場所』というキーワードが出てきました。

今の私にとっての幸せって、「人との関わりの中で感情が動くこと」 が大部分を占めてる。人との関わりの中で感情が動くには、その人が私にとっての居場所であることが結構大事。安心の場である(自分とその人で一緒につくる)ことで、素直な自分の感情を出すことができるから。安心できてないと、「素直な感情を出して否定されたらどうしよう」って思考になる。素直な感情を否定されたら、自分そのものを否定されたこととほぼ同義になるから怖いに決まってる。最初は、どんな関係でも初めましてから始まるから、 少しずつ一緒につくっていこうって思えることがポイントそう。そのためには、自分と向き合い続けることが大事だと思う。自分と向き合うことと他者と向き合うことって結局同じことなんだ。人や人の感情と丁寧に真剣に対話して生きていくことをしたい。

図3

図4

自分の過去の経験や、友達の話などから、かおりさんなりの「居場所とは」について語ってもらいました。

10分間ほどのスピーチの後は、参加者全員でのおしゃべりタイム。

図5

かおりさんが用意してくださった問いをきっかけに、みんなで居場所について語り合いました。

特に盛り上がったのは、「居場所」と「依存」の話。

「依存と居場所って紙一重。最初はみんな依存。色んな所属先ができることで依存が分散して居場所になる気がするなぁ」
「入学したてとか依存になりがちだった!」
「居場所が一つしかないと辛いよね…」
「当事者だと気づけない…今思えばあれは依存だったのかなぁって思えたりするけど、当時は分からなかった…」
「恋愛とかね!依存の怖いところって『その世界』しか見えなくなっちゃうから、他は排除しちゃう」
「頼るって方だけじゃなくて、世話を焼くことで自分の価値を見出すタイプの依存もあル気がするなぁ」
「でも『依存してるからダメ』ってしたくはないなぁ。不安感情・不快感情を持っている時ってそういう風になっちゃうもん」
「自分が苦しいのなら、それは誰かにとっての正解でも自分にとっては違うのかも知れない。自分自身の軸と向き合うことが自分の生をより良くするのかなぁと思う」

などなど…

かおりさんが先導を切って自分のお話をしてくださったおかげか、
自分の過去の経験や日々感じていることを打ち明けられる場となりました。

あっという間に2時間が過ぎ、「もっと話したい!」という意見から、自然と第1回の参加者たちの間でSNS上にコミュニティーが作られました。素敵だなぁ。

理想とする「自然で質の高い雑談の場」にはまだまだ遠く、今後改善すべきところは沢山あると感じているけれど、まずは第一回を開催したことに大きな意味があるのではないのかなぁと感じています。

がくげいTEDの今後について

たまに他大学とコラボしつつも、しばらくは「がくげいT E D」単体として、定期的に開催していきたいと考えています。zoom上で週1〜2ペースで開く予定です。
感染症が終息した暁には、ウッドデッキで開催したいです。

どこか「感性よりも理性の方が優れている」という風潮がある社会において、個人の「経験」や「感じ方」ベースで語り合えるような、そんな場になればと考えています。

あえて目的や結論を求めようとしない対話
でもそういう対話から生まれるワクワクや面白さってきっとあると思うんです。

お互いがお互いを「そんな感じ方があるんだ」と受け入れあえるような場にしたい。
これからもきっと譲りたくない所だし、そんな場を実現するための工夫を考えていきたいです。

また、さらに野望的な話をすると…
「がくげいT E D」は私個人が主催しているイベントですが、今後この文化の土台ができてきたら、色んな人に「がくげいT E D」の名前を使って、私とは関係ない所で自由にこういう回を企画してもらえれば最高だなぁ…と企んでいます。
「がくげいTED」が一つの遊びの名前みたいになることを目指して…!!

さて、そんながくげいTED。次は3/10(金)、20:30〜22:00の予定です。
E類ソーシャルワーク4年のこのみんさんによる「進路選択な紆余曲折」のお話。
「今が楽しかったらそれまでの道は間違っちゃない」楽しかったこと辛かったこと悩んだこと…様々な紆余曲折を経て進路選択を決めたこのみんさん。
どんな雑談が生まれるのかとっても楽しみです。

興味のある方はご連絡ください。
https://note.com/galugeited

(だーまゆ)

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やってみて 、追求して 、つくりだす 。 いつだって 、世界を変えたのは変わり者だった。何にも負けない『好き』の力が新たな世界を創造する。 東京学芸大学とMistletoeの新たな教育の試み。エクスプレイグラウンド。
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