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息子に言いたいこと

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なかなか連絡してこないので、息子に言いたいことをここに書きます。
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#仕事

やれば出来ると思うのはまだ始めてもいないから

リタイアするならポルトガルでしたいなとおもって準備を始めてみたら、ポルトガルには住むことにはなったけれど、肝心のリタイアするタイミングを考えなかったので仕事をどうすればいいのか考えている。が、まあとりあえず半年ぐらいは仕事しなくてもいいだろと今まで挑戦したくてもできなかった”まったくお金にはならない事”を片っ端からはじめている。 例えばプログラミング。最後にプログラミング言語をさわったのはなんと学生時代の授業にあった計算機演習でのFortranなんです。(ちなみに最近までエ

片づけたい気持ちをおさえる

To Do Listをつくって出来る事からどんどん片づける癖がついている。 これが危険なのは出来る事から片づける事で、必然的に簡単ですぐ出来る事はどんどん片づくので気持ちがいいのだが、するのが難しい事はいつまでもリストに残ってしまう。で、難しい事は大体いつも重要な事だ。 さっさと出来る事をやってしまえば、残りの時間を難しくて重要な事に気持ちよく使う事ができる、とはならない。簡単にすぐ出来る事でも沢山してたら時間がなくなってしまうから。簡単ですぐに出来る重要でない事を毎日し

リタイアアーリーのもったいなさとびっくり箱

そろそろ(昔働いてた企業の)年金もはじまりそうな私がFIREとかリタイアアーリーというのもあれなんだけど、FI(経済的自立)はおいといてRE(リタイアアーリー)について考えてみた。 私が今おもう面白くて凄い経験の数々、世界にちらばってる凄い知人や友人達の多くは40歳以降の仕事で得られたもので、もしかするとその半分以上は50代になってからだったりする。40歳以降に入った複数の組織と、そこでした仕事で得られた経験と、そしてそこで知り合った人々が今の自分の世界や考え方を作ったのは

Bill Bryson

Walk in the Woodsの、A Short History of Nearly Everythingのビルブライソンがもう書くのを止めるという記事を読んだ。その理由がこれだ。 “The world is full of lots of other things you could do that are enjoyable without any of the pressures that come with trying to do these things a

Gagner moins pour vivre mieux よく生きる為に少なく稼ぐ

Gagner moins pour vivre mieux  (Earn less to live better) 「稼ぎは少ないけどいい生き方をしている」ではなくて、「よく生きる為に少なく稼ぐ」だ。最近のフランスだか世界だかの傾向らしい。 「こんなの稼げない言い訳じゃないか」と傲慢なことを若い頃には思った気がするが、言い訳じゃないと今ならわかる。                   * 高給なのには理由がある。 給料のいい仕事のほとんどは、それなりのポストで責任がす

逃げの転職とストレスと認知症と母

認知症とコルチゾールの記事をよんで思った事                                     * 私は10回ぐらい転職した。別の仕事が見つかったからもあるが、他の仕事を探し始めた元々の理由は会社でのストレスだった。人間関係だったり、仕事内容が自分の専門と違いすぎたり、能力の限界を感じたり、ものすごいパワハラだったり、いろいろとストレスを感じ始めるともう逃げ出したくなって、必死で逃げ道を探して、そして逃げた。 そうやって逃げまくる人生を繰り返してきた事