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息子に言いたいこと

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なかなか連絡してこないので、息子に言いたいことをここに書きます。
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#犬のいる暮らし

住んでみたいって言い続けてたら

ブリュッセルからもどったらこれから2年間ポルトガルに住むためのカードが届いていました。 ポルトガルに住んでみたい。(定年も近い)今なら仕事辞めて住めるんじゃないかと思いたって1年が経ってみると、一人と1匹でリスボンに住み始めてそろそろ5ヶ月目にはいるという状況になりました。 なんだできるんじゃん。 「ポルガルに住みたいって言い続けてたら現実になるだろうか」とか書いたりしてたのが1年前ですが(上記)いろいろしてたら結局は住む事なったので、やりたい事はやりたいって言い続けて

選ばなかった道の先には何もない

この年になっても、というかこの年になったからかな「もしもあの時」と考えることがよくある。とくに昔の同僚や同級生と話したあとに感じて、そしてなぜかなんだかちょっと落ち込んでしまう。 「もしもあの時上司にさからわなければ」「もしもあのとき自分のくだらないプライドに固執しなければ」「もしもあの時腐ったりしなければ」「もしもあの時にあんなに無知じゃなかったら」「もしもあの時もっと我慢していたら」、、、 「もしもあの時もっと大人だったら」 「もしもあの時」の後に落ち込んでしまうの

どうか、どうか、戦争のない世界になりますように

今朝もまったくいつもと変わらずいつもの時間にいつもの場所のテージョ川のほとりまでトフと一緒に散歩しました。 どうか、どうか、戦争のない世界になりますように。

いよいよポルトガル

いよいよポルトガルに行く事になった。したい事があって、ゆっくりでもそっちの方に向かって進んでいくといつかは出来るようになるもんだな。 いろいろする事があるが、まず日本に戻らないといけないとかやることが山積みなのはいいが、決心しなければいけない事がおおいのが大変。決められた山積みの仕事を片つけるよりも、決めるほうがエネルギーを使う。なにかを決めるのには精神のエネルギー(気力)がものすごく必要だから、まだエネルギーがあるうちでよかった。 (老人になると気力がなくなって、何かを

好奇心まんまんの老人達に託す未来

というわけで、犬との長旅を終えてもどりました。 平均年齢がおそらく70歳以上の日本人観光ツアーの人々が、日本からずっと一緒でした。みなさん元気で、機内でもトランジットの空港でもトフを可愛いがってくれました。飛行時間だけでも約20時間、乗り換えをいれると丸1日。エコノミーで、しかも混んでいたので横にもなれなかったのに、到着してみなさん疲れてるはずなのに、入国審査の列の中から「わんちゃん頑張ったね!」とトフに声をかけてくれました。みなさんこれからの観光にワクワクしてる感じでし

告白

シアラ(愛犬)のドッグフード用の食器を探していたら、すごくいい感じのサイズ感で、しかも可愛らしい陶器の食器を100均で見つけた。あんまりいい感じなので人間用にもいくつか購入した。 息子が帰省した時に、彼用に犬の食器を使ってしまいました。そして気が付いたけど変えるのも面倒臭いので嘘をつきました。すみません。 息子「なんかこれってシアラの食器みたい。似てるよね。」 母「そんなわけないじゃん(そんなわけです、、、)」 思い出した。フランス語の単語は忘れるくせに、こういう思い出

重い犬

これから出発ですが心が重い。犬が重い、とにかく飛行時間が長い、心がざわざわする事が起きるといやだなあ、予期しない問題がおこるとやだなあ、とか考え始めると、それはそれは心が重い。トフは初めての飛行機だけど、頑張れるだろう。飛行機酔いしないだろうか。 ふう、、、でも、こういう時にすることは二つ。 ジョギングとか水泳とか掃除とか荷造りとか、とにかく体を動かす。 実現する可能性が高い楽しい事だけを考える。(例 インジェラを食べるよお、とか、飛行機の中でどの本を読もうかな、とか)

ハリーとトントみたいだね

会社から借りたモニターを返そうと思い、アパートの前でモニターを足元においてトフを抱いて迎えの車を待っていたら、通りかかった隣人に「引っ越しなの?」と聞かれた。モニターと犬だけで引っ越しなわけないだろと「そんなわけないでしょ」と笑って答えたんだけど、、、でもその後で、もしかすると犬とラップトップだけで十分なのではという気がしてきた。それに良く考えたら今までも犬とラップトップ(と息子)だけで放浪してきたんじゃないだろうか。                  * 海外出稼ぎ歴は

一歳になってくれてありがとう

シアラが急にいなくなってしまい、どうしていいかわからなくなった私を救ってくれたCoton de Tulearのトフが1歳になりました。 年末ぎりぎりの誕生日です。姉ちゃんのシアラと同じ体重の2キロでやってきた生後3ヶ月のトフは、一歳の今は5.2キロになりました。 トフは人にも犬にもほとんど吠えなくて、誰にでも懐いて、性格はのんびりしてるけど、よく動き、いつも遊んで欲しいまだまだ子犬です。なにも教えてないので、芸的なものはなにもしません。トフに望むのは一つだけ。息子に望むこ