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Wake up 40歳代...ここからの自分が人生を決める

 今月(2022年3月)65歳になり年金と介護保険の案内が来て、改めて自分の年齢を思い出しました(笑)
 後継者のYが今月47歳になり、幹部も皆40歳代になり、社員の平均年齢32歳の若い組織yoko-soもそれなりにベテラン揃いとなりました。

 改めて「自分が47歳の頃って何を考えていたんだろう?」と思い出しながらその頃の事務所ニュースを読み返してみました。

〇 Wake up 若手経営者

 “ Wake up  若手経営者 ”
 平成元年6月の開業以来、お陰様で満15年を迎えることができました。 これもお客様ならびに関係取引先様の暖かいご支援の賜物と心より御礼申し上げます。 
 6社のお客様と共に薄暗い6坪のワンルームからスタートした私共事務所も、15年を経て350社のお客様22名の職員に囲まれ95坪の明るく快適なオフィスで仕事をさせていただけるようになりました。 
 この間たくさんの素晴らしい経営者の皆様や仲間との出会いがあり、たくさんの感動をいただき、私がお役に立てたことよりも皆様に教えていただいたことの方が多かったと感謝の気持ちでいっぱいです。
 頭でっかちで尻の青い私を暖かく見守りご指導くださった経営者の皆様に囲まれた幸せな15年だったと思いますか。 
 そして今後は、皆様のお役に立ちこれまでの恩返しができますよう、さらに自己研鑽を積み自己革新をし、次のステップに挑戦していかなければならないと決意を新たにしております。

 独立して数年、お客様も増え職員も3人になり、今考えれば借金もなく経済的にも仕事面でも余裕ができ始めた時期がありました。
 その頃にワタミの渡邉さんが訪ねてこられ「泉さん独立数年で立派な事務所になって本当にスゴイね。でもこのまま左団扇で毎週ゴルフに行くその辺に沢山いる税理士先生になるつもりなの? もし泉さんのビジョンが企業支援のトップを目指しているならうちの株式上場に力を貸してよ。その経験は絶対に役に立つと思うから」という渡邉さんの上手い言葉に載せられて、ワタミの経理・財務部長を兼務することになりました。
 月曜日から土曜日までは朝7時の研修から夜8時の女性社員が帰る時間までワタミで働き事務所にトンボ返りして夜中の1時まで仕事をし、日曜日は暗いうちから夜中まで事務所の仕事をこなす...在任期間の一年半で10日しか休まず年間労働時間5,500時間というハードワークでこれを乗り切りました。
 この経験が自分のビジョンとミッションを確立する基となっています。 

 専門家として自立するための戦い、自分の人生の使命を見つけるための戦い...そして今、人を育てて人を残し、組織としてのミッションを見据えた経営者として新たなステージを目指す戦いの真っ只中にいます。

 最近、同じ頃起業して5~10年経ちそれなりの会社になった若手経営者の元気がないように感じることが何度かありました。
 「何のために仕事をしているのか?」「自分の命を削る使命とは?」について再度自問しなければならない時期が来ているのだと思います。
 生活のために仕事をしているなら収入も安定しもう命を削り戦う必要はありません。でも、大きな夢やミッションがあるのなら次のステップへの戦いを始める時が来ています。
 40代までに身に付けた知識と経験と価値観だけを頼りに残りの40年を生きていくのなら経営者なんかになる資格はないのです。
 “Wake up若手経営者”...「成長とは変化すること」
 さぁ、腰を上げて共に新たな戦いを始めましょう。

『おかげさまで15年』事務所ニュース2004年3月(47歳2か月の頃)より

〇 Wake up 40代

 企業の10年生存率は6.3%。
 環境変化に対応するのはもちろんですが、10年ごとに経営者として次のステージを目指して変化しなければ生き残ることはできません。
 自分の未来を見定めるのに必要なのは自分の人生をかけた使命です。

 同様に、組織の中では中堅と呼ばれる40代も社会の中では小僧っ子。
 組織の中でも20代と30代、40代、そして50代では求められるもの役割が異ってきます。組織の中、社会の中での使命とは役割であると考えれば、それが「求めるもの」ではなく「求められているもの」だと気づきます。

 経営者であれ組織人であれ...
新たなステージを目指して自己革新するのが40代の戦いです。
 私の47歳は...
そんな死に物狂いの戦いの真っ只中だったという気がします(笑)

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