☆OpenHeart..経営Philosophy
突然ですが私(泉)はガンになりました。
8月末(2023年)にステージⅢの口腔癌で手術が必要との診断が下り、その日の内にFacebookで罹患したことを報告させていただきました。
友人・知人・お客様等々たくさんの皆様から励ましとお見舞いのコメントやメールをいただき感謝しております。
この事務所ニュースがお手元に届く9月末には摘出手術も終わり退院していることと思います。
ご心配をおかけして申し訳ありません。
◯ OpenHeart・個人の生き方
Facebookで罹患をオープンにしたことについて
「勇気ある」とか「ポジティブ」「前向き」...
というお言葉をいただきましたが
普段からFacebookやnoteで自分や事務所のことをオープンにしているのをご覧いただいている皆様には既にお判りいただける通り、私にとってはいつもの日常的なことです。
TEAMyoko-soのフィロソフィーの一つに『OpenHeart』があります。
その説明書きには
と定義しています。
「経営とは生き様である」という言葉の通りyoko-soの理念は創業者の私の人生理念でもあります。
ですから「癌に罹患したという事実に正面から向き合い受容れることにより自分の心を完了し、完了した心を全方向に開放し発信し続ける」ことは自分が決めた自分の生き方でありyoko-soのメンバーとして心得るべきyoko-soの価値観の一つに過ぎません。
癌に罹患したということは「事実」であり素直に「受容れる」ものです。
受容れると同時に後悔や心配があったとしてもそれはそれとして横に置き「どう在るべきか」を自分に問い「覚悟を決めて」
自分の心を「完了」させるのです。
事実は変えられません。
変えられるものだけにフォーカスする...
変えられるものとは自分の心です。
これもフィロソフィーの一つ『ChoiceTheory』です。
その意味は
と定義しています。
◯ OpenHeart・チームビルディング
また、組織の中における『OpenHeart』の意味は
「組織の情報を力として使わず常にオープンにすることにより全員が感じ取り思考しそれをTOPから示された価値観と対比することによりyoko-soの価値観を理解していくこと」を目指しています。
それが真の意味での「教育」だと思います。
ただ、その理念を繋いでいくことは非常に厳しいのも現実です。
私どもの役員会でも「●●の○○にだけ伝えます」という報告が毎回のように聞こえてきます。
一部に伝えたことは必ず漏れて噂となり
あっという間に全体に広がり
それぞれの勝手な想像や部分的な理解により
複雑化・多様化していきます。
それが常に組織の裏側に曖昧な灰色の霧が漂う原因の一つです。
私がTOPの時代にはどんな細かいことでも月に一度の全体ミーティングで全員に伝える努力をしました。
全体ミーティングはそのための制度です。
決断自体は一秒で済んでも、それを様々な立場の全員に正確に理解してもらうためにどう話したらよいのか考えているうちに朝を迎えてしまうことも多々ありました。
現在の幹部を見ているとその意識や努力が非常に低いと感じます。
その原因は厳しく言えば
「無意識のうちに幹部が情報を権力として使っている」からです。
情報を力として使わずオープンにする。
それがチームビルディングにおけるOpenHeartの大切な意味です。
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