エクスメディオにとって「寄付プロジェクト」とは？
こんにちは、エクスメディオ代表取締役社長の澤田です。
エクスメディオは、2022年10月から「医師向けアプリ『ヒポクラ』の利用状況等に応じて、企業活動収益の一部を日本骨髄バンクへ寄付する」プロジェクトを続けています。
今回の記事では、寄付プロジェクト発案者の一人であるプロダクトマネージャー・小林が活動の詳細を語ります。
寄付プロジェクトは、ミッション実現の一つの方法
小林）エクスメディオは「テクノロジーの力で、世界の健康寿命を5年延ばす」というミッションのもと、全ての企業活動が患者さんの重症化防止の一助となり、健康寿命の延伸を実現していくことを目指しています。
創業から10年、一貫してDtoD（Doctor to Doctor）のコミュニケーションプラットフォームを提供している私たちが、2022年からスタートした新サービスが『ヒポクラ 血液内科 Pro』です。
全国の血液内科の医師が、ガイドラインや教科書では解決できない症例を議論し、患者さんに最適な治療を相談するオンラインコミュニティを、先生方と共につくり、育てています。
『ヒポクラ 血液内科 Pro』自体は医師限定のサービスですが、エクスメディオのミッション達成に向けて、患者さんを含む一般の方々の健康寿命延伸に貢献できる方法はないだろうか……と考えて始めたのが、この寄付プロジェクトです。
寄付の仕組みとしては、『ヒポクラ 血液内科 Pro』が盛り上がるほど寄付額が増える（※）ようになっており、先生方の情報交換が活発になる→結果的に多くの患者さんやご家族への支援につながる橋渡しになるという好循環を目指しています。
（※本プロジェクトの寄付金は、エクスメディオの企業活動収益の一部を寄付させていただくものであり、医師の先生方から寄付金を募る取り組みではありません）
寄付先として日本骨髄バンク様を選定させていただいたのは、白血病をはじめとする血液疾患のため「骨髄移植」などが必要な患者さんと、それを提供するドナーをつなぐ公的事業が、『ヒポクラ 血液内科 Pro』を利用する血液内科と関係が深いと考えたからです。
『ヒポクラ 血液内科 Pro』の利用促進と、X（旧Twitter）での情報発信で拡がりを
小林）寄付プロジェクトにまつわる具体的な取り組みは大きく分けて2つです。
1.『ヒポクラ 血液内科 Pro』サービスの利用促進・改善
先述の通り、血液内科の医師による『ヒポクラ 血液内科 Pro』の利用が盛り上がるほど寄付額を増額させていただく仕組みとなっているため、より多くの先生方に知っていただき、使っていただけるよう利用促進・改善を積み重ねています。
具体的には、ユーザーインタビューを通して血液内科の先生方の声を聞き、それをもとにメンバーでサービスのUI（使いやすさ向上）やUX（体験向上）を議論し、血液内科の診療にもっと役立つサービスを目指して、キャンペーンや機能改善などを行っています。
2.認知拡大を目的としたX（旧Twitter）運用
寄付プロジェクトをきっかけに、メンバーによるX（旧Twitter）の運用にも力を入れるようになりました。
寄付先である日本骨髄バンク様のSNSでの発信を拡散したり、骨髄移植や骨髄ドナー募集の活動を応援したりする発信のほか、メンバーの顔が見えるつぶやきも織り交ぜていますので、ぜひご覧ください↓
このアカウントをきっかけに『ヒポクラ』を知る先生もいらっしゃるので、運用は大変ですがチーム一丸となって頑張っています。
以上
プロダクトマネージャー・小林による寄付プロジェクトの紹介でした。
寄付プロジェクトをきっかけに、ドナー休暇制度を導入
実は今回の寄付プロジェクトをきっかけに「骨髄ドナーが不足している」現状をよく知ることができ、医療に携わる会社として、エクスメディオはドナー休暇制度を導入しました。
これは、自らの意思でドナー登録をしているメンバー（※）がドナーとして造血幹細胞を提供する場合、必要な検査・入院に際して特別有給休暇を原則10日を限度として付与する制度です。（※会社としてドナー登録を推奨・強制する制度ではありません）
エクスメディオにとって今回の寄付プロジェクトは、『ヒポクラ』を利用されている医師の先生方、取り組みを応援してくださる製薬メーカーなど医療関連企業の皆さまと共に、患者さん・生活者の立場で『ヒポクラ』の未来の姿を考えていくことの大切さを再認識する機会になっています。
▼寄付プロジェクトに関する、エクスメディオのプレスリリースはこちら
2022年9月：医師専用SNSの盛り上がりに応じて、日本骨髄バンクへ寄付
2023年6月：『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』が日本骨髄バンクへ寄付、第2弾の寄付プロジェクトを2024年3月まで実施
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