エクスメディオの2023年ふりかえり
こんにちは、エクスメディオ代表取締役社長の澤田です。
2023年のエクスメディオは12月27日で仕事納め、2024年は1月5日から始動いたします。
昨年も濃い1年間でしたが、今年もエクスメディオはさまざまな面で大きく成長した1年だったと思います。
従業員・パートナー・監修医の先生方をはじめ、エクスメディオとオンライン医局®「ヒポクラ」の価値を高めるために、いつも真摯に考え行動しているメンバー一人ひとりに感謝し、お疲れさまでしたを分かち合いたい年末です。
また、いつもご支援いただいている株主の皆様にも心より感謝申し上げます。
そして、エクスメディオとオンライン医局®「ヒポクラ」を活用し、医療・医師の役に立つさまざまなプロジェクトをご一緒できているお取引先の皆様にも心より御礼申し上げます。
今回のnoteはチャレンジングな2023年を振り返り、1.プロダクト、2.ビジネス、3.組織・文化の3項目で実現できたことをまとめてみたいと思います。
【1】プロダクトのTopics
★『血液内科 Pro』のアクティブ利用医師が2倍以上に
血液内科領域に特化し、全国の血液内科医が臨床相談できるコミュニティ『ヒポクラ 血液内科 Pro』。2022年秋のリニューアル後、2023年も認知拡大し、医師会員のアクティブユーザー数は、1年間で2倍以上に増加しました。
★学会・医局・製薬企業・出版社などによる「公式アカウント」を開始
医師の診療・キャリアに貢献するステークホルダーが公式アカウントを開設することで、ヒポクラの医師会員向けに情報提供 & 双方向コミュニケーションが可能に。1年間で30以上の企業・団体が開設されました。
★『ヒポクラ』アプリ（iOS/Android）をリニューアル
Doctor to Doctorの臨床相談や公式アカウントの情報が集まる「タイムライン（知見共有）」を一新。「論文検索」「勉強会まとめ」「コンサルト」などの人気機能もアプリで使いやすくなりました。
★爆速ダイレクト検証
重点領域を定め、医師会員数・アクティブユーザー数・エンゲージメント数などのプロダクト重要指標に直結するPoC（トライアル）を高速実行。通称「爆速ダイレクト検証」です。
★MAツールの新規導入
ヒポクラの医師会員向けに、よりパーソナライズ・タイムリーな情報提供ができるようMA（Marketing Automation）ツールを新たに導入、活用しています。
★寄付プロジェクトで、日本骨髄バンク様へ寄付
ヒポクラ医師会員の利用状況などに応じて、エクスメディオから日本骨髄バンク様へ寄付するプロジェクトで約27万円を寄付。第2弾（2023年4月〜2024年3月）も継続中です。
→ヒポクラ 寄付プロジェクトの公式Xはこちら
（フォローいただけたらうれしいです！）
【2】ビジネスのTopics
★新しいコラボ案件の開始
さまざまな製薬企業・医療機器企業・一般企業などと、Doctor to Doctorのコミュニケーションプラットフォームであるヒポクラの良さを生かした新プロジェクトがスタートできました。
★学会とのリレーションが活発に
公式アカウントを一つのきっかけに、さまざまな学会の課題解決のお手伝いをさせていただく機会が増えました。
★ファーマIT＆デジタルヘルス エキスポ 2023で講演
「情報提供における製薬会社の事情と医師の本音 〜そのギャップを埋めるためのエンゲージメント施策〜」というテーマで、私がお話しさせていただきました。
★ビジネスLPのリリース
製薬企業・医療機器企業の皆様の課題解決・やりたきこと実現に向けて、ヒポクラの活用法・事例などをまとめたLP（紹介サイト）をリリースしました。
【3】組織・文化のTopics
★目標管理手法としてOKRが浸透
2022年10月からOKR（Objectives & Key Results）による目標管理を開始。全従業員が参加する月曜朝のCheck-in〜金曜夕方のWinセッションの毎週ルーティンも定着し、OKRが当たり前になりました。
★新メンバーが11名ジョイン
この1年で、営業、プロダクトマネージャー、カスタマーサクセス、エンジニア、デザイナーなど多彩な新メンバーが11名（従業員＋業務委託）ジョイン。離職も減り、メンバーが安定してきたことで、議論や協力体制に厚みが増しました。新メンバーも「今年入社だったっけ？」と言われるくらい、すっかり馴染んでバリバリ活躍、一人ひとりが欠かせないメンバーになっています。
★ドクターサクセス職を新設
医師のカスタマーサクセスをサポートし、ヒポクラのUX向上に貢献するドクターサクセス職を新設。薬剤師・保健師・看護師などの資格を持つメンバーが活躍しています。
★一生使える振り返りフォーマット「PARL」の開始
施策や開発の「結果」だけでなく「学び」を言語化・可視化していく習慣付けのため、振り返りフォーマットを共有。言語化された「学び」＝資産の蓄積を大切にしていきたいです。
★新人事制度のスタート
経営企画ユニットの人事責任者による大仕事。人事制度をクリアにする、オープンにする取り組みが、モチベーションやパフォーマンスが正しい方向に高まる羅針盤となり、目立つ人も、陰ながら頑張っている人も、きちんと評価される会社になれば幸いです。
★開発管理フロー・リリースノートの整備
多数のエンジニアでパラレルに進めている開発・リリースの効率を上げるために、状況の可視化を意識した改善を行いました。
以上
これ以外にも書ききれないほど、いろいろなことをやってきた1年でした。
新しいことにチャレンジする、かつ、それをスピーディに実行する過程は、一所懸命やっても結果が出なかったり、時間がかかったりする苦しい時期もあります。
でも、エクスメディオは本当に仕事に真摯なメンバーばかりで、時が経つにつれて「積極的・協力的・スピード」というスローガンが組織的に体現されていると感じます。そういうメンバーと共に仕事ができるって、とても幸運なことだと思います。
まだまだチャレンジャー、山登りの途中です。
1年あれば、いくらでも景色は変わると思います。
来年もどうかよろしくお願いいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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