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これを読めばあなたもビジネスでセンスがある人になれる!

○この文章を読んで身に付けることができること
ビジネスセンスと言われる一見抽象的に聞こえるこのスキルの理解と、具体的な身に付け方をロジカルに理解することができ、すぐに実践できるようになります。

○ビジネスセンスとは
ビジネスは一言でいうと「経済行為」という意味ですが、

ひとえに言ってもその種類はいくつかあり、
例えば営業・広告・マーケティング・経営・講演など多岐にわたります。

そして、センスとは直訳すると「感覚」という意味ですね。

このビジネスという難しそうな話のなかでどうやって感覚を磨けばいいのかの方法をご紹介していきます。


ビジネス面でのセンスがないとは・・・
 人の感覚を刺激するスキルがないこと。


センスがあるとは・・・
 人の感覚的な部分、つまり見えないものを見せるスキルがある


ということになります。例えばコンビニに行った際に店員から、「から揚げ売ってます、いかかですか?」
って言われるのと、「ジューシーで揚げたてのから揚げあります!いかがでしょうか?」と言われるのとではどちらが買いたいと思いますか?おそらく後者ですよね。

いったい何が違うのでしょうか?

前者のようにただから揚げありますと言われるよりも、ジューシーで揚げたてと言われることで頭の中でジュージューなから揚げがイメージされて食べたくなりますよね。

ここで大事なことは、視覚的、または聴覚的な伝達をするのではなく相手に感覚を伝達させることが大切になってきます。


✖視覚伝達
   
◯感覚伝達


感覚を伝達とは言い換えると相手に共感を伝えることです。

人は目の前の事実をそのまま受け取るのではなく、その事実を通して共感を受けることで心が動かされるのです。


○共感を伝えるには
相手に共感を伝えるフレームワークとして


TSA Thinking・・・Two Steap Ahead トゥーステップアヘッド 「2歩先を考える」
というものをご紹介します。

唐辛子をイメージして売れそうなネーミングを考えてみてください。


何を思い浮かべたでしょうか? 「おいしい激辛唐辛子」とかですかね?
連想したものは赤い・辛いなどでしょうか。


実はこの考え方だとTSAではなくOSA(One Steap Ahead)になっており、1歩先のこと、つまり目の前のことでしか考えることができていません。なぜなら辛い、赤いというのは唐辛子を見ればわかる要素だけなので脳内での刺激がありませんからね。


ではTSA Thinkingで考えるとどのようなネーミングになるのでしょうか?
竹花さんのアイディアは
「汗が滝になる、ダイエット唐辛子」でした。
もちろんこれだけが正解というわけではなく、ここで大切なことは相手にどれだけ共感を伝えることができたかということです。滝の汗?ダイエット?と相手に一度考えさせることで脳内に刺激を与え感覚に訴えることができています。


One Step Aheadの段階では、見たままのビジュアルイメージのみで思考が止まってしまっているため、
唐辛子を伝えようと思ったときに言葉での理解(言語化)でしか伝えることができません。


しかし、Two Steap Aheadでは相手に多様な比喩化を用いて想像での理解を促します。


ポイント・
言葉での理解(言語化)だけでなく想像での理解(比喩化)


では次はマーケティングで考えてみましょう。
あなたが顧客にマーケティングの営業をかけるとしましょう。
ここで前提として顧客はお金を払う立場の時はネガティブであり、買わない理由をまず考えます。そのネガティブに対してポジティブを与えることが必要になってきます。


顧客はマーケティングと聞いて何を連想するでしょうか?


データ、パソコン、分析など「複雑でむつかしい」というネガティブな印象があったとします。


それをポジティブにするために対義語として簡単、シンプルなどのワードを使用し「シンプルマーケティング」というネーミングにしました。


もうなんとなくわかってきたと思いますが、これではTSAではなくOSAになってしまっていますね。


ではTSA Thinkingで試行するとどうなるでしょうか?
竹花さんの回答は、「おばあちゃんでもできるマーケティング」です。

なぜなのか?
顧客にまずおばあちゃんを認識させなぜおばあちゃんが出てくるのかを脳内で考えさせます。
すると、おばあちゃんは機械や複雑さに弱い人が多いのでかんたん、しんせつ、シンプル、やさしいなどが浮かんでくると思います。
それによって、あーなるほど!となるわけです。このあーなるほど!そういうことか!という体験は相手の記憶に非常に印象的に残ります。このようにしていくことでセンスは磨くことができるのです。


○そもそもなぜセンスを磨かなければいけないのか
今の時代、いろいろなものが溢れかえっており、商品やサービスを選ぶ際も比較して選ぶのが当たり前になっています。その中で人々に選ばれるためには共感を得ながら印象を残さなければ他と差別化を付けるのは難しい時代です。様々な場面で優位に立てるようにセンスを磨き続けることが必要なのです。


○ビジネスセンスを身に着ける方法


上記で紹介した方法をいきなり実践するのは難しいと思う方もいると思います。
そこでだれでも取り組める方法がフレームワークです。

フレームワークの枠組みさえ理解しておけばケースに応じて対応することが可能になります。

フレームワークの種類は、


V ビジュアルメッセージ
商品、サービスの言語化ex)マーケティング


C コモンイマジネーション 共通認識
お客さんが何を想像しているか(ネガティブから入る)ex)難しい


I インプルーブメントメッセージ 解決、改善の言語化ex)簡単、シンプル


M メタフォリカルメッセージ 比喩的共感
共通認識に言語化ex)おばあちゃんでもできる


このVCIMのフレームワークにのっとってサイクルを繰り返すことで、
誰でもビジネスセンスを磨くことができるのでぜひ実践してみてください!

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