【 71日目 】医療情報技師試験『 薬剤に関するシステム 』まとめ
【 目標 】
◆ 医療・医学系、医療情報システム系の合格
【 前提 】
◆ 2022年に一度受験し、情報処理技術系のみ合格
◆ 2023年は医療・医学系と、医療情報システム系の合格を目指す
【学習の流れ】
◆ 主に、医療に関する用語をまとめ、理解を深める(5問/1日)
◆ まず、2021~2022年度の医療用語の学習を実施
◆ 次に、頻出するとされているポイントを絞って学習を実施
◆ 解答群の用語などを一つ一つ調べ、まとめる
【 薬剤部門システム 】
・医療機関の薬剤管理や、調剤業務を効率的に管理する情報システム
・ 薬の処方や調剤、在庫管理などを迅速かつ正確に行うために利用される
・ 薬剤管理や調剤業務が効率化
・ 薬剤師の負担が軽減
・ 薬の適正使用や安全性向上
・ 高い精度とセキュリティが求められるため、適切なシステム導入と運用が重要となる
◆ 主な機能
・ 薬剤情報管理
・ 調剤業務支援
・ 在庫管理
・ 薬剤の適正使用支援
・ 医薬品情報の共有
…etc
【 薬剤処方オーダエントリシステム 】
・ 処方箋を電子的に入力し、薬剤の調剤や処方を管理する情報システム
・ 薬剤処方の手続きや情報管理が効率的に行われる
・ 処方ミスのリスクが軽減
・ 患者の安全性が向上
・ 薬剤処方の正確性が向上
・ 患者の安全性が確保される
・ 電子的な薬剤処方情報を一元管理
・ 情報の共有がスムーズに行われる
◆ 主な機能
・ 処方入力
・ 薬剤選択
・ 用量・投与法の管理
・ 薬剤情報提供
・ 薬剤管理
…etc
【 薬剤に関連するコード 】
◆ GS1
・ 商品を識別するための国際規格
・ 薬剤にもGS1コードを割り当てることで、薬剤の追跡や在庫管理を効率化することができる
◆ HL7
・ 医療情報の交換を標準化するための国際規格
・ 患者の健康情報や薬剤の処方情報などを、異なる医療システム間で共有する際に使用
◆ YJコード
・ 医薬品や医療機器のコード体系
・ 特定の薬剤を識別するために使用
◆ HOTコード
・ 医薬品の包装単位や調剤単位を識別するためのコード
【 過去問まとめ 】
※ 答えはこの記事の一番下に書きました
<2011年度 医療情報システム系 問17>
処方監査の機能を備えるシステムとしてもっとも適切なのはどれか..
1) 医事会計システム
2) 薬剤部門システム
3) 輸血部門システム
4) 物流管理システム
5) 臨床検査部門システム
<2011年度 医療情報システム系 問18>
薬剤に関するシステムについて誤っているのはどれか
1) 薬剤名称検索では3文字以上の文字入力が望ましい
2) 注射オーダーでは投与した薬剤を確定する必要がある
3) 外来注射オーダでは,インスリンは自己注射薬として扱われる
4) 内服薬については,1日量から1回量への記載変更が検討されている
5) 特定生物由来製品は,使用記録を20年以上保存することが義務づけられている
<2014年度 医療情報システム系 問24>
PDAとバーコードを用いた薬剤オーダの3点チェックで読まれる情報はどれか。3つマーク
1) 患者ID
2) 実施者ID
3) オーダした医師
4) 点滴内に入れる薬剤のコード
5) 施用単位ごとの薬剤ラベルコード
<2014年度 医療情報システム系 問14>
薬剤オーダの仕様と運用で安全性に問題が生じるのはどれか。
1) 薬剤の名称に規格を含める。
2) オーダをする際に薬剤の禁忌情報が参照できる。
3) 薬剤オーダのチェックは薬剤部門システムでも行う。
4) 薬剤選択では3文字以上入力しないと候補が出ないようにする。
5) 後発医薬品に切り替えるときにマスターのコードを変えずに薬剤名を書き換える。
<2015年度 医療情報システム系 問14>
薬剤に関連するシステムと関係がないのはどれか。
1)GS1
2)HL7
3)YJコード
4)DICOM
5)HOTコード
<2017年度 医療情報システム系 問10>
患者毎に医薬品アレルギーを登録し、薬剤オーダをするときに自動チェックするシステムを開発した。仕様と運用について適切なのはどれか。2つ選択しなさい。
1)医薬品アレルギーの有無の初期値を「無」とした。
2)アレルギーを起こした医薬品はコードで管理できるようにした。
3)医療機関内の採用薬のみでチェック対象のマスターを作成した。
4)医薬品アレルギーの既往がないことを確認した日付を入力できるようにした。
5)アレルギーを起こした医薬品の名称はテキストのみで入力できるようにした。
<2022年度 医療情報システム系 問18>
薬剤処方オーダエントリシステムについて適切でないのはどれか。
1) 前回の処方内容を複写して利用できる
2) 院外処方でも処方情報は院内の薬剤部門に伝達する
3) 一部の注射剤は外来の処方オーダで扱うことができる
4) 薬剤検索の際に2文字以上の文字列の入力を必須とする
5) 麻薬処方の場合、近傍のプリンターに麻薬処方箋を即時出力する
<2011年度 医療情報システム系 問17>
2) 薬剤部門システム
<2011年度 医療情報システム系 問18>
3) 外来注射オーダでは,インスリンは自己注射薬として扱われる
<2014年度 医療情報システム系 問24>
1) 患者ID
2) 実施者ID
5) 施用単位ごとの薬剤ラベルコード
<2014年度 医療情報システム系 問14>
5) 後発医薬品に切り替えるときにマスターのコードを変えずに薬剤名を書き換える。
<2015年度 医療情報システム系 問14>
4)DICOM
<2017年度 医療情報システム系 問10>
2)アレルギーを起こした医薬品はコードで管理できるようにした。
4)医薬品アレルギーの既往がないことを確認した日付を入力できるようにした。
<2022年度 医療情報システム系 問18>
4) 薬剤検索の際に2文字以上の文字列の入力を必須とする
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