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【 79日目 】医療情報技師試験『 統合プロファイル 』まとめ



【 目標 】

◆ 医療・医学系、医療情報システム系の合格

【 前提 】

◆ 2022年に一度受験し、情報処理技術系のみ合格
◆ 2023年は医療・医学系と、医療情報システム系の合格を目指す

【学習の流れ】

◆ 主に、医療に関する用語をまとめ、理解を深める(5問/1日)
◆ まず、2021~2022年度の医療用語の学習を実施
◆ 次に、頻出するとされているポイントを絞って学習を実施
◆ 解答群の用語などを一つ一つ調べ、まとめる






【 統合プロファイル 】

・ ヘルスケアシステム間での相互運用性を実現するための標準的な仕様
・ 異なるデータ形式や通信プロトコルを使用している場合でも、情報の共有や連携が可能になる
・ HL7、IHEなどによって策定
・ 特定の医療情報の取得、共有、交換において標準的な手順や規格を定める


◆ HL7

・ 医療情報技術に関するデータ交換や、情報連携のための標準規格を策定
・ 非営利団体
・ 患者情報の電子的な交換を可能にする
・ 医療機関やシステム間でのデータの共有をスムーズに行うことを目指す
・ 異なる健康情報システムや医療機器の相互運用性を実現するために、様々な標準を定めている


◆ IHE

・ HL7や、他の標準を活用
・ 異なる健康情報システムや医療機器が効率的に連携することを促進
・ 国際的なイニシアティブ
・ ヘルスケアシナリオや、用途におけるシステム間の相互運用性を改善するために、HL7の規格を組み合わせて、実用的なプロファイルを開発
・ 異なるヘルスケアシステムが連携して効果的な情報交換が行える






【 主なプロファイル 】


◆ PDQ
 ・ 患者の個人情報を問い合わせるための標準規格

◆ PIX
 ・ 患者の識別情報を相互にマッピングするための標準規格


◆ XCA
 ・ 異なるコミュニティ間での患者情報のアクセスを可能にする標準規格

◆ XDS
 ・ 異なる健康情報システム間での電子文書の共有を可能にする標準規格


◆ ATNA
 ・ 健康情報システムの監査トレイルとノード認証のための標準規格


◆ PDI
 ・ PDQと同様に、患者の個人情報を問い合わせるための標準規格


◆ SWF
 ・ ワークフローの統合に必要な値セットを共有するための標準規格







【 過去問まとめ 】

※ 答えはこの記事の一番下に書きました


<2011年度 医療情報システム系 問56>

IHEで、多くの医療機関において利用できる共通のシナリオやシステム統合モデルの事を何というか。

1) プロセス
2) 統合アクタ
3) コネクタソン
4) 統合プロファイル
5) ワークフロー・フレームワーク


<2017年度 医療情報システム系 問55>

地域医療連携において患者名などによって患者情報の検索を行うための統合プロファイルはどれか。

1)PDQ
2)PIX
3)XCA
4)XDS
5)ATNA



<2017年度 医療情報システム系 問56>

コミュニティ間の連携基盤を提供する統合プロファイルはどれか。

1)PDI
2)PDQ
3)PIX
4)SWF
5)XCA



<2022年度 医療情報システム系 問53>

IHEが提案する地域医療連携に関する統合プロファイルとその説明の組み合わせのうち誤っているのはどれか。

1) PDQ - 患者基本情報問い合わせ
2) PIX - 時刻同期
3) XCA - コミュニティ間連携
4) XDS - 施設間情報共有
5) ATNA - 監査証跡とノード認証








<2011年度 医療情報システム系 問56>
4) 統合プロファイル


<2017年度 医療情報システム系 問55>
1)PDQ


<2017年度 医療情報システム系 問56>
5)XCA


<2022年度 医療情報システム系 問53>
2) PIX - 時刻同期

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