【 69日目 】医療情報技師試験『 遠隔医療 』まとめ
【 目標 】
◆ 医療・医学系、医療情報システム系の合格
【 前提 】
◆ 2022年に一度受験し、情報処理技術系のみ合格
◆ 2023年は医療・医学系と、医療情報システム系の合格を目指す
【学習の流れ】
◆ 主に、医療に関する用語をまとめ、理解を深める(5問/1日)
◆ まず、2021~2022年度の医療用語の学習を実施
◆ 次に、頻出するとされているポイントを絞って学習を実施
◆ 解答群の用語などを一つ一つ調べ、まとめる
【 遠隔医療 】
・患者と医療従事者が物理的に同じ場所にいなくても、医療サービスや医療診療を行うことができるシステム
・遠隔医療は情報通信技術(ICT)を利用して行われる
・ 通信経路を暗号化し、データの送受信をセキュアに行う
・ VPNプロトコルの共通化が必要となる
・ テレケアとも呼ばれ、様々な形態がある
・ テレヘルス:遠隔地での健康ケアサービス全般
・ テレメディシン:遠隔地での医療サービス(診断、治療など)
・テレカウンセリング:遠隔地での心理療法やカウンセリング
◆ 主に認められている行為
・ 新規患者の初診
・ 再診
・ 在宅診療
・ 病理診断
・ 在宅看護
・ 薬剤の処方
・ 遠隔手術
…etc
◆ 留意すべき内容
・ 患者側のプライバシー保護に配慮する
・ 診療の実施の責任は実施した医師又は歯科医師が負う
・ 情報通信機器が故障した場合における対処方法を取り決めておく
・ 患者及びその家族等に対して十分な説明を行い、理解を得た上で行う
・ 遠隔診療における適格な専門家の選任
…etc
【 過去問まとめ 】
※ 答えはこの記事の一番下に書きました
<2011年度 医療情報システム系 問49>
医療従事者と患者との間で行われる遠隔医療を意味するのはどれか。
1) テレケア
2) テレパソロジー
3) テレラジオロジー
4) テレカンファレンス
5) テレコンサルテーション
<2012年度 医療情報システム系 問45>
介護保険者の情報システムに含まれないのはどれか.
1)被保険者管理システム
2)遠隔医療情報システム
3)利用者給付管理システム
4)保険料徴収管理システム
5)要介護認定管理支援情報システム
<2014年度 医療情報システム系 問43>
遠隔医療システムを構築する際に共通化しなければならないのはどれか。
1) VPNプロトコル
2) 端末製造メーカ
3) 電子カルテシステム
4) ディスプレイの解像度
5) 医療画像保存参照システム
<2015年度 医療情報システム系 問42>
遠隔医療に関する厚生労働省通知※の中で、遠隔医療を行う際に留意すべき内容として示されていないのはどれか。
1)患者側のプライバシー保護に配慮する。
2)診療の実施の責任は実施した医師又は歯科医師が負う。
3)情報通信機器が故障した場合における対処方法を取り決めておく。
4)患者及びその家族等に対して十分な説明を行い、理解を得た上で行う。
5)患者が医師の指示に従わないために生じた被害でもその責任は医師が負う。
※:情報通信機器を用いた診療(いわゆる「遠隔診療」)について(平成23年3月31日)
<2016年度 医療情報システム系 問11>
遠隔診療に関する厚生労働省通知※の中で、条件によって認められているのはどれか。番号を解答記入欄(11)にマークしなさい。
※情報通信機器を用いた診療(いわゆる「遠隔診療」)について
1)遠隔診療での再診
2)遠隔診療での死亡確認
3)カルテの電子データ開示
4)遠隔診療での新規患者の診察
5)医師以外の担当者による遠隔医療行為
<2011年度 医療情報システム系 問49>
1) テレケア
<2012年度 医療情報システム系 問45>
2)遠隔医療情報システム
<2014年度 医療情報システム系 問43>
1) VPNプロトコル
<2015年度 医療情報システム系 問42>
5)患者が医師の指示に従わないために生じた被害でもその責任は医師が負う。
<2016年度 医療情報システム系 問11>
1)遠隔診療での再診
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