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【Odd】奇数リズム入門「7」のリズム

前回解説した「5」のリズムの仕組みが理解できていれば「7」もすぐできるようになります。7拍子や7連符を取り組む際に役立つ情報を紹介していきます。7は私もとても好きなリズムですし、数字そのものも「ラッキー7」といったりしますし、いい印象を持っています。

このドラムソロはずっと7連の中で演奏しています。途中奇数連符をさらに発展させた「入れ子の連符(Nested Tuplets)」を使っていますがそれはまたいずれ。

前回同様、リズムの捉え方の基本編を無料公開。有料コーナーからは楽譜としてより具体的に解説。さらにダウンロード可能な楽譜データ、限定公開のレッスン動画をご覧いただけますのでご興味がある方は是非ご覧ください。

7のリズムの練習トラックも準備しておりますので音楽に合わせながらやると感覚もつかみやすいかもしれません。

この音源を使用した練習動画

主なリズムの捉え方

5より7の方が数も多いので種類も増えます。引き続き2と3をベースにいくつかの捉え方を紹介したいと思います。考え方の基本は5と同じです。

5のリズム考察記事

2+2+3(4+3、2+2+2+1)

ツク・ツク・ボウシ
てり・やき・マック
はん・らん・いんし
とう・きょう・じへん

前回リズムには4つの捉え方があると話しましたが、より大きく分類するとカッコ内の拍感もほぼ同じものであるといえます。4+3はより大きく捉えた場合、2+2+2+1はより細分化した場合となります。速いテンポではリズムを大きく捉え、遅いテンポではしっかり細分化させている方が安定するでしょう。

デモ動画でも主にこのリズムの捉え方で演奏しています。

3+2+2(3+4、2+1+2+2、1+2+2+2)

きなし・のり・たけ
シン(・)セ・サイ・ザー
ツ(・)タン・カー・メン

先のものと同じように3は2+1に、4は2+2として細分化できます。どちらも言葉の始まりをダウン拍とすることで躍動感のあるリズム感を身に着けることができます。ただ拍数をカウントするのではなく、ダウンやアップなどリズムの躍動感を体で、そしてフレーズで感じることで奇数のリズム感が身についていきます。

動画での解説もしています

では以下の記事からはダウンロード可能な楽譜を用いて解説いたします。練習フレーズもご用意していますので是非トライしてみて下さい!

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