宇宙に興味を持ったら何の本を買うか。

星空を見て、きれいだと思ったとき。ニュースで宇宙の内容だった時。映画で宇宙に興味を持った時。宇宙について詳しく知りたいとき、何を使って調べるか。やっぱりスマホ、インターネットでしょ?

いや、僕がおすすめするのは 児童書 だ。

なんで児童書なのか?

その理由は 子供向きの本であるがゆえに非常にかみ砕いて書いてあるからだ。言葉の意味から詳しく書いてあり、専門用語も詳しく解説されている。

では、なぜインターネットや「本」はおすすめしないのか。

好きになり始めた段階では詳しいことはよくわからない。インターネットでは詳しすぎるのだ。「百科事典」化してしまっている。いや、百科事典を越えている。例えばWikipediaで「素粒子」と調べたとすると次のような解説が出てくる。

『素粒子はそれが従う統計によって二種類に分類され、フェルミ統計に従う粒子をフェルミ粒子、ボース統計に従う粒子をボース粒子と呼ぶ。現時点で存在が知られているフェルミ粒子はクォークとレプトンとに分類される。一方、現時点で知られているボース素粒子には、素粒子間の相互作用を伝達するゲージ粒子と、素粒子に質量を与えるヒッグス機構に関連して現れるヒッグス粒子とがある。ゲージ粒子のうち、重力を媒介するとされる重力子は未発見である。』

非常に複雑で興味を失ってしまうような内容だ。でも、児童書ならわかりやすく、原子の説明から書いてくれる。どこの切り口から説明を始めるのかが大切なのだ。

そこでおすすめなのが、

小学館の図鑑NEO 宇宙

だ。

本屋では児童書のコーナーにある。最近、新版が発行されて内容が新しくなった。探査機での観測や宇宙開発技術の発展により10年前よりもさらに宇宙の正体が明らかになったので、旧版から非常に内容が濃くなっている。

実はこのブログを書くにあたっても、「底本」とさせていただいているのだ。特に「太陽系旅行」シリーズではお世話になっている。ブログの方針として、情報源は書籍のみを使う、ということをマイルールとしている。小学館のこの図鑑シリーズは、その分野の第一線で活躍する研究者が監修をつとめている。さらに、執筆も大学の教授やJAXAの研究者であったりと信頼度が非常に高いと僕は考えている。内容も他社の出版した図鑑より2~3倍ほどの情報量があり、子供から大人まで楽しめる。大人もまずはプライドを捨てて、読んでみるとかなり感激します。

いつもお読みいただきありがとうございます。




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