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時代が変わった 「官」から「民」へ

こんばんは。今週は、寝ても宇宙、覚めても宇宙、つまり(しつこいようだが)寝ても覚めても宇宙な毎日を過ごしています。大学生になり、オンラインとは言えども、宇宙について語れる先輩方や仲間ができたのは非常に嬉しく思います。先週の「こうのとり」は、夜中2:00起床。SpaceXの打ち上げは、4時半起床と3時半起床という修行のような生活。正直本当に眠い。。。でも、苦労して起きた時こそ「歴史的瞬間」に立ち会えるという特権を得ることができました。

今日も、4:00に起きてSpaceXの打ち上げを見ました。いとも簡単にクルー2人が乗っているロケットが打ち上がっていきます。そして、第2段のエンジン燃焼からクルードラゴン分離、おなじみの「再着陸」まで完璧にこなしてくれました。時々映る船内の様子は、映画を見ているよう。広々とした船内を優雅に動き回るクルーたち。モニターがあり、タッチパネルになっていて指で操作ができます。ついに宇宙にもデジタル化の「波」が到達したのだと実感しました。何よりも驚いたのが、クルーが持っているタッチパネル(おそらくiPad)でモニターの写真をとっていた事。宇宙での撮影は特殊なカメラが必要だと思っていたが、iPadでも撮影できることを知りました。そして、クルーの動きをパソコンやスマホで見ている私たち。人類初の月面着陸の時、大勢の人がテレビを囲んで見ていたという映像を思い出すと、改めて驚くべき時代になったと感じます。

今回の打ち上げ成功は全て「民間」が主導したことに意義があると思います。これまで有人宇宙開発は、全て「国」主導で行われてきました。つまり、国家予算を投じて行われてきたのです。しかしSpaceXという民間会社がNASAとタッグを組むことで、国が主導するよりも費用を安くすることができます。費用が安くなることは、間接的にはロケットの打ち上げ回数を増やすことにつながるので、宇宙への道が広くなります。今後はアメリカ国内、いや、世界中でこうした民間宇宙会社がロケット製造や宇宙船製造に関わることでさらに競争を増していくと考えられます。要するに今回の打ち上げ成功は、「官」から「民」という一つの大きな転換点であり、宇宙開発史におけるひとつのマイルストーンと言えるでしょう。

今世界中が大混乱です。ウイルス然り、アメリカの暴動然り。しかし、私たちは、離れていても一つになって、共感できる、そんな出来事を求めているような気がします。だからこそ、全ての人が見上げる「空」や「宇宙」を使ったエンターテイメントが今こそ必要だと強く思います。

そのために、次は僕が動き出す時だと思っています。様々な方に「宇宙」という場所をどうやったら身近に感じてもらえるか、興味深く思ってもらえるか、さらにはビジネスの場として社会にどうやって貢献していけるのかを伝えていくことを考えています。少しのヒントでも提供できたら嬉しいです。「宇宙に ひとつの ヒントを」。だから、僕はまだまだ学ばなければいけないことがあると思います。読書やSNSはもちろんのこと、オンラインサロンにも積極的に参加して、今の宇宙産業の現状を学んでいきます。そしてnoteを使って考えたことをどんどん発信できれば嬉しいです。

今日は朝早くから起きていたので、久々に疲れています。でも、今はクルードラゴンが宇宙ステーションにドッキングするのをこうやって待っています。ほんま、眠い。

ずっと、この打ち上げを楽しみにしていました。少し緊張もしていたかもしれません。今日は久しぶりによく寝れそうです。


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