初夏の四尾連湖 水明荘キャンプ場(山梨)【2019年7月20日(土)】
豊かに何もない場所―
そうシンプルに紹介される四尾連湖 水明荘はまさにそのとおりの場所であった。美しい景色と静寂。最高に贅沢な空間である。
四尾連湖 水明荘はゆるキャンの聖地としても有名で、もちろんここを訪れたきっかけはゆるキャンである。しかしながら、実際に訪れると聖地ということ以上にこの場所それ自体の魅力や素晴らしすぎる管理人さんにすっかり惚れ込んでしまった。こうして振り返っている今この瞬間、またここに行きたいと思っている。それほど素晴らしいキャンプ場であった。
キャンプ場データ
四尾連湖 水明荘
・公式ページ (バナー画像はここから引用)
・区画+フリーの林間サイト(完全予約制)
・1泊2,000円(土曜、祝日前)、1,500円(日〜金)
・ゆるキャン△第7話に登場したキャンプ場。聖地。
おすすめポイント
・完全予約制のため混みすぎることもなく、朝早く行って場所取りする必要も無い
・管理人さんの人柄とにかく素晴らしい(最高のホスピタリティを感じました)
・景観が美しい(湖を眺めながらの焚き火は最高です)
・ゆるキャン△の聖地
・釣り、湖遊び(ボート/カヌー)ができる
受付にはしまりんがいます。
微妙なポイント
正直なところ、特に無いです。ほんとに「素晴らしかった」の一言に尽きます。オートキャンプ場のように車をサイトの横につけることができず、荷物は三輪車で運ぶ必要があるのですが、それもまた「体験」として面白いのでむしろ僕はプラスに評価しています。
当日の動き
6:45
起床。今回のキャンプは成田(千葉)、品川(東京)、立川(東京)に住む3人でキャンプへ行くことに。地理的に成田に住む友人が車を運転することに。
7:00
車到着。前日に準備をしておらず盛大に待たせてしまう。反省の極み。
8:30
立川に住む友人をピックアップし、四尾連湖目指して東名高速道路へ乗る。
11:00
甲府のアウトドアショップへ行く。我々のキャンプはいつもギアを現地調達するところから始まります。
12:00
「おうちごはん処 ふたば食堂」というお店でランチ。おしゃれなカフェランチといった感じで、味よし、そして映える。美味しいご飯でした。
15:00
その後スーパーに行って買い出しなどをしつつ、なんやかんや寄り道をしまくりましたが、現場着。
管理人さんに我々がゆるキャン△好きであることを明かすと、しまりん一行がテントを張ったという9番サイトをおすすめしてくれました。
このときはあいにくの雨だったのですが、木がいい感じに屋根になっており、そこまで気になることはありませんでした。湖を目の前に望めるとても景観の良いサイトです。
18:00
ようやく設営完了。実は今回DD Hammocks社の「DD Frontline Hammock」と「DD Tarp 3x3」を初導入しました。事前情報ではDDハンモックは5分で設営できると聞いていたのですが、予想以上に手間取り2時間ほどかかりました(涙)。タープの支柱は現地調達しました(丁度いい長さの木を探した)。
19:00
キャンプ本番開始。
設営、着火が終わり一段落。ビール片手に焚き火を眺める。この時間がなによりも贅沢で楽しい。キャンプの醍醐味です。
スキレットを導入したので、肉を焼いたり、アヒージョを作ったりしました。
鯖の干物。干物は取り扱いが簡単かつ炙るだけで美味しくなるのでキャンプにもってこいの食材です。
また、今回は「メスティン」を導入したので炊飯にもチャレンジしました。メスティンは美味しくご飯が炊けることで有名で、Amazonでは現在品薄状態。プレミア価格で販売されるほどです。
初の炊飯は火力を強くしすぎて底面が焦げてしまいました。そこで、スキレットを使って牛脂入りガーリックライスを作ったのですが、これが大正解。かなり美味しかったです。ご飯を牛脂とガーリックで炒めただけです。
また、今回はチャークロスも作成しました。チャークロスは名前の通り炭の布です。作成したチャークロスに対して火打ち石等で火花を飛散させることで火がチャークロスに移り、その後の着火に使用することができます。キャンプの醍醐味である着火をライターを使わずに火打ち石とチャークロスのみで行うことができます。
缶の中に不要になった布を詰めます。このときに、缶に小さな穴を開けておくのが重要です。大きすぎると中に酸素が入りすぎて燃えてしまうので小さく開けるのがポイントです。
そのまま焚き火台の中に入れて放置。僕の場合は食事中ずっと放置していました(2時間くらい)。
完成するとこんな感じになっています。
このチャークロスに対して火花を飛ばすと上記のようになり火種とすることができます。これは次回以降のキャンプで使用しようと思います(またキャンプの楽しみが一つ増えました)。
22:00
就寝。とても静かなキャンプ場でぐっすり眠れました。
6:00
起床。
朝の四尾連湖もまた美しい。
朝食は簡単にソーセージと焼鳥。どちらも温めるだけで美味しく食べることができるのでやる気があまり無い朝にはピッタリです。
10:00
撤収。撤収作業は三輪車を使う代わりにボートを使いました。
(ゆるキャン△2巻、p. 140より)
今回のキャンプギア
DDタープは使いやすいだけでなく、なにより格好良いんですよね。最高です。
1,800円くらいが適正価格。Amazonでは現在はプレミア価格になっています。この前ワイルドワンに行ったときには店頭に在庫があったので、リアル店舗で買ったほうがいいかも。
7月の四尾連湖は少し夜は冷えるので上記の寝袋でちょうど良いくらいでした。
ダイソーのマグカップでもコーヒーは飲めます。ただ、このマグカップで飲むと美味しさが倍増するんですよね。
ハンモックの中に敷くとより快適になります。
このLEDランタンがコスパ最強です。充電式で、もしものときはモバイルバッテリーとしても使えます。実用性はこれで。映えはオイルランタンでプラスしましょう。
その他友人が持ってきてくれたもの。
やはりピコグリル最強。友人はこれの大きい版であるPicogrill 760を持ってきてくれました。グルキャンするときは398よりも760の方が良さそうです。
とにかく最高のキャンプでした。四尾連湖 水明荘。また行きたいです。
レンズを買います!