もう一回くらい西野さんを褒めておかないと気が済まない。
僕が外出自粛に入ってすぐくらいに書いた
こちらの記事は結構たくさんの人に読んでもらえました。
実は、ちょっとずつ紹介文を増量してリンク動画を手直ししていたのだけど、改めて読み返してみると、西野亮廣さんの紹介部分だけ異常に長くなっていて、自分で思っている以上に西野さんにハマっているようです(笑)
Voicyの西野さんの放送も過去をさかのぼり、全部聴いてしまいました。
全部とは、今日の時点で274本あり、一つの放送は最大の10分だから、2740分÷60分=約45時間です(笑)
先の記事でも書いたけれど、この放送は西野さんのオンラインサロンの中から普遍的な内容や何年か前にチャレンジした結果の答え合わせ的なもので、最新のものではありません。
しかし、それでもそこいらの冗漫なビジネス書よりは聞き応えがあるし、繰り返し話される共通項から独創的な考え方が窺えます。
西野さんが過去に行なった斬新な企画の一部は、
たとえば、こちら↓
本の中身を全部無料公開してたりします。
えっ?そんなことやって大丈夫?って思いますよね。
これって、自粛中の期間限定の無料公開じゃないですよ。それよりもずっと前にやっていることです。
しかし、そこには仕掛けがあります。
タダでは読めるんだけど、利益につながる仕掛けが。
まず、普通に本屋さんで並んでいる本をタダで読めたら申し訳ないなという気持ちになりますよね。もちろんそれだけのクオリティが伴ってないといけませんが。素人のブログだったらタダで当然。
だからいきなりnoteで有料にしても売れないわけで。信頼が先です。
それなりにお金をかけてプロが作ったものなら話は別。
その申し訳なさから、感謝の意味を込めて作者へ還元すべく購入するわけです。返報性の法則ですね。
『新世界』という本は内容がもちろんいいんですが、文字だけの本なので長いんです。まぁ、本好きの僕からすれば短い方だと思いますが、スマホやパソコンで読むには長い。
超長文のブログ。
という事は、中断がしづらいのです。
ウェブ上で続きを読むのって、何だか面倒くさい。
たとえて言えば、昔のセーブできないファミコンソフトみたいな。
その昔、ドラクエが出る前のアドベンチャーゲームに『ポートピア連続殺人事件』というのがありましたが、あんな感じです。セーブができないから、プレイし始めたらクリアするまで電源が切れない。
だから、ある程度読んで内容の良さが分かったら、しおりが挟めたり、目次からジャンプできる電子書籍を買おうかなという気持ちになったりします。もちろんEvernoteとかうまく使えば、それに似たことはできるんでしょうが、手間ですよね。
さらに『えんとつ町のプペル』という絵本は、親子で肩を並べて読むには向かない。
なぜなら、絵と文章が縦スクロールで分断されているから。
これはもちろん、わざと、です。
無料にしたら売れないじゃないか!という批判に対して、西野さんは売り方に工夫が足りないんじゃないの?という事を身をもって問いかけているのです。
なんかスゴイですよね。
こういう話を書くと、アイデアが湯水の如く湧き出してくる天才のように思えてきますが、
『新世界』の中には、
『才能』なんて努力と環境でいくらでも作り出せる。
という一節もあるくらいですし、とにかく努力量がハンパない!
養成所の在学中にNHKの漫才コンテストの大賞をいただいて、1年目で関西の漫才コンクールを総ナメして、20歳の頃に東京で『はねるのトびら』という深夜番組がスタートした。
そこから、さらにガムシャラに働いた。毎日、早朝からド深夜まで番組やイベントに出演。分刻みのスケジュール。睡眠時間は一日1〜2時間。
ベッドで寝られる日なんて稀で、大体は新幹線かロケバスの椅子の上。移動時間を利用して、寝ていたのか、気絶していたのか。そんな中、漫才の新ネタは週に4〜5本おろして、ショートコントは毎月20本おろした。
努力、努力の日々。
今でもその姿勢は変わらないそうです。
ほとんど寝ないで、いつも何かを考え、モノを作り、文章を書く。
その中から生まれたいくつかが形となり、そこだけを見ている我々からすれば、とんでもない天才に見える。
彼の考えに賛同した会員数は、すでに6万人を超えています。
彼が果たして次にどんな面白いことを考え、実行するのか。
ある意味で無形のモノに投資しているのです。
と、熱く語りながら先の記事と同じく、僕はフェイスブックをやっていないので、オンラインサロンに入っていないわけですけども(笑)
まぁ、入ろうと思えば入れるのに入らないのは、時間を取られるからという単純な理由で。入会している人からすれば、早く入らないともったいないよ!となるのでしょうが。
西野さんがされているラオスの学校設立や子どもへの絵本無償配布など、その行動は素晴らしいと思います。仮にその裏に先へつながる計画があったとしても、です。
ただ、僕は僕の人生に自分の時間を費やしたいのです。昔の僕ならすぐにでも入会したでしょうし、月額1000円なんて破格だとは思いますが、ハマりそうで怖いなという気持ちがあります。
本なら買うんですけどね。
毎日時間を奪われるものは、むしろ作る側でいたいのです。半年前の僕なら全く無い発想ですけどね。
今は時間があるなら本を読み、考え、noteやYouTubeで話したい。
そっちの方が楽しいんですよね。
と言いながら、Voicy聞いてるやんとか(笑)
ながら聞きできるから音声はいいんです。
でも、誰かのブログを毎日読むとなると、ちょっと義務感が出ちゃうんですよね。それだったら、いろんな人のnoteを読む方が多角的で面白いし、それだけで時間が過ぎていきます。
けれども、ホントすごい人だよね西野さんは、っていうのをもう一回くらい褒めておかないと褒め足りないよねって話。
Voicyの音声はnoteで文字起こしされたり、
YouTubeでも聞くことができます。
自分に合ったスタイルで視聴して、気に入ったらオンラインサロンにご入会下さい(笑)
『新世界』に書かれていることはVoicyにもほとんどあったので、サロンメンバーからすれば、もう何回も聞いた過去の話だと思います。
でもね、この本は、オレってスゲーだろ?こんな方法思いついて成功したんだぜっ!って思う人には自慢本にしか見えず、つまらないでしょう。
弱者へのエール。
僕はそう思いました。
西野亮廣さんの亮はあの諸葛亮から来たとか。
ホント吉本の孔明やな、知らんけど。
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