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暗号資産はイーロン・マスクの手の中に


イーロン・マスク


イーロン・マスク(以下マスク氏)を知らない方にご紹介します。

1971年(0歳):南アフリカで生まれる
1981年(10歳):プログラミングを独学
1973年(12歳)ゲームソフトが500ドルで売れる
1995年(24歳):進学したスタンフォード大学の大学院を2日で退学し、弟とZip2社を起業する
1999年(28歳):CompaqがZip2を買収、マスク氏は2200万ドル
を手に入れる。PayPalの前身であるX.comの共同設立者になる
2002年(31歳):eBayがPayPalを買収、マスク氏は1億6500万ドルを手に入れる。SpaceXを創業
2004年(33歳):テスラに出資
2006年(35歳):ソーラーシティを起業。テスラがロードスターを発表
2012年(41歳):SpaceXのドラゴンが国際宇宙ステーションとドッキング成功
2016年(45歳):ボーリングカンパニーとニューラリンク創業
2021年(49歳):テスラがビットコインに15億ドル投資


マスク氏は米経済誌フォーブスが発表した2021年版世界長者番付でアマゾンのジェフ・ベゾスに次ぐ第2位になっており、今年6月でようやく50歳を迎えるマスク氏。
人生100年だとしたらまだ半分でこの偉業です。😱


イーロン・マスクと暗号資産市場


アメリカ電気自動車大手のテスラが2021年1月に15億ドル相当のビットコインを購入したことで話題になりました。
その後、マスク氏は現在消去されていますがTwitterのプロフィールを#Bitconに変更したり、2月4日からはドージコインに関するツイートをするなどしてドージコインは無名から価格が高騰しました。


テスラとビットコイン


マスク氏は3月24日にビットコイン決済でテスラを購入出来るようになったとマスク氏のTwitterで発表しました。
そして、「テスラに支払われたビットコインはビットコインとして保持し、不換通貨に換金しない」としました。


しかし5月12日にビットコイン決済による車の購入を停止することを発表。

停止した理由はビットコインのマイニングと取引に伴う化石燃料、特に石炭の仕様の急速な増加を懸念して停止に至ったとのこと。


マスク氏は、テスラという電気自動車の会社、太陽光エネルギーを活用したソーラーシティ、環境問題からくる全人類火星移住計画のスペースX
など常に環境問題に関して解決する取り組みを行なっています。


ビットコインへの影響力


5月12日以降にマスク氏はテスラのビットコイン決済停止を伴ってビットコインを売却したのではないかと噂され、ビットコインは2月8日以来の安値となる4万2185ドルになりましたが、5月17日マスク氏のTwitterで売却していないと投稿すると4万5242ドル(日本時間午後7時11分時点)付近まで戻りました。


暗号資産市場を動かす


マスク氏のツイートや市場の反応により、暗号資産の関心を高めた一方、価格は急変動しました。
マスク氏の暗号資産市場への影響力は大きく、影響力を持ちすぎているが故にマスク氏はビットコインは無理をして投資するものではないと注意しています。
暗号資産をお持ちの方、興味のある方はマスク氏だけにとどまらず世界的に知られる有名人の発言や行動には注目です。またメジャーコインであるビットコインの始まりは中央管理者のいない決済システムであり、暗号資産はコミュニティー主導型であることをここで再確認しておきたいですね。


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