本業が経理のオレが副業で確定申告しているのだが、正直難しい
このnoteは残念ながら一銭にもなっていないが、オレは他にもブログを書いたり、ライターをしたりして、確定申告しなければいけないぐらいには利益が出ている。
今まさに準備しているところなのだが、いやこれが結構難しい。
本業が経理で、プロと言ってもいいはずなのに、苦戦している。
今日はその理由を説明しよう。
いつもと違うからわからないし、あまりやらないから忘れてしまう
会社の経理はそう難しくない。
なぜなら、大体いつも同じような仕訳をしているからだ。
いつも同じだから、あまり考えず入力できる。
忘れても、少し過去の仕訳を調べれば、すぐにわかる。
だが、副業の仕訳は難しい。
まず、会社で使っているのとは違う仕訳が出てくる。
ライターの収入は支払時から源泉所得控除されるとか知らなかったし、個人の財布と副業の財布が一緒なので、事業主貸とか事業主借とか見慣れない勘定科目が出てくる。
あと、切手ね。
会社だとほとんど買わないから気づかなかったんだけど、自分で買ってレシートみると非課税になってる。
「えっ?切手って非課税なの?」と思い調べると、非課税らしいのだが課税にしといていい、と。
説明も読んだのだが、ややこしすぎてよくわからない。
とにかく課税で良いという結論にたどり着くのに30分はかかってしまった。
そして、これらのよくわからない仕訳を来年以降も覚えてられるのか心配だ。
なにせ、副業の経理処理なんて月に1回ぐらいしかしてないからね。
ということで、慣れない上に、あまりやらないから覚えられないというのが、会社で経理をしてても個人の確定申告が難しい理由の一つだ。
現金主義と、発生主義・実現主義の使いわけがややこしい
もう一つ難しいのが、いわゆる、現金主義、発生主義、実現主義と言うやつだ。
現金主義は、現金の移動があった日を基準にする。
発生主義は、そのことが起こった日を基準にする。
実現主義は、そのことが実現した日が基準だ。
わかりにくいので例を示そう。
オレが1月の10日と20日にライターの仕事をして、1月末に請求書を送り、2月末にお金が支払われたとしよう。
現金主義だと、2月末にだけ仕訳すればいい。
発生主義だと、1月10日と20日に売掛金を立てて、2月末に現金で売掛金を消す仕訳をする。
実現主義だと、請求書を送った1月末に売掛金を立てて、2月末に現金で売掛金を消すことになる。
基本的には、経費は発生主義、売上は実現主義でいいのだが、全部やるのは面倒くさい。
現金で物を買ったり売ったりしない限り、すべて二回仕訳をすることになるからだ。
なので、経費で少額なものに限っては現金主義を採用してもいいとされている。
生活用と案分されてて、実質ほとんど金額かかってない電気代などをオレは現金主義にしている。
が、この少額というのがあいまいだ。
なので、どの経費を現金主義にしたか忘れてしまうことがよくある。
だが、経理には継続性の原則というのもあるので、一度現金主義にしたら基本的にはそれを継続しなければならない。
テキトーにやるわけにもいかないので、忘れたら調べている。
これがまた面倒くさい。
もうすべて現金主義にしてほしいのだが…まぁムリだよね。
確定申告に至っては、プロなのにしたことがない
極めつけは確定申告だ。
オレは実は、会社の確定申告をしたことがない。
なぜなら、顧問の税理士がやってくれるからだ。
やってるのは、税理士が作ってきた書類に印鑑を押してるだけ。
なんということだ!
なので、確定申告に至っては完全に素人である。
こんな色々ある書類をゼロから作れる気がしない。
もうすべて、会計ソフトのfreeeまかせである。
しかも、副業の確定申告は調べてもよくわからない。
オレ年末調整すでにしてるけど、生命保険の控除とかどうするの?
もう一回書くの?
今まさに悪戦苦闘している。
ということで、確定申告は本業経理であっても難しい。
いやぁ、まだまだ勉強することは多いね。
やることがあって楽しいわ!
…ということにしておこう。
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