好きなことだけして生きていくために__1_

好きなことだけして生きていくヒント


僕は、おかげさまで、いま風に言うと「好きなことだけやって」生きています。昔と比べると、時間や場所の制約も少ないし、楽しく仕事させてもらっていて幸せ。

「好きなことだけやって生きてる」というと、好きな「仕事」をしてると思われるかもしれませんが、好きな仕事っていうのは特にありません。何か特定のジャンルやカテゴリーの「好きなこと」があるわけでもない。

じゃあ、なんなんだって話ですが、僕が好きなのは、色んなことを知ったり、色んな体験をすることと、それらを混ぜ合わせてアイデアを考えることです。

だから、極端な話、それが叶えられたら、ぶっちゃけ仕事は何でもいい。

いま、進行中の案件は、それこそ多種多様で、内容もゴールもバラバラ。ですが「色んなことを知ったり、色んな体験をすることと、それらを混ぜ合わせてアイデアを考えること」が仕事になってます。

他のひとが仕事をしてるのを見ていて、「もう一歩掘り下げたら、もっと面白くなるのに」もったいないなと思うことがあります。

例えば、僕の例で言うと、ある商品のブランディングをするためにネーミングを考えるとしますよね。その商品が生まれた背景とか、作った人の思いとかを、色々聴いたり調べたりしてるときに、作られてる地域に面白いエピソードを発見するとします。そうしたら、そのエピソードに関することをネットで検索しまくったり、本を読んだりしてるうちに、面白いネーミング案が生まれたりする。というようなことがあります。

で、仕事としては、そこで一応区切りがつくのですが、僕は仕事のなかで興味をもったことについてさらに調べたり勉強したりすることもあります。まあ、完全に個人的な趣味になってる(笑)

でも、面白いのは、そういうことって、また別の仕事ですごく役だったりするんですね。もしくは、色々調べてるうちにご縁ができて仕事が生まれるとか。

具体的には、最近のキーワードとして、戦国時代・武将・侍・刀があります。こういうことに興味があるからか、仕事をそっち方向に向けてるからか(笑)何かしら関連する仕事がいくつか進行中。

考えてみれば、こういうのって子供の頃からの癖みたいなものかもしれません。

ビートルズが好きになって、ずっとビートルズだけを聴くひともいるかもしれないけど、僕は大好きなビートルズはどんな音楽を聴いていたんだろう?ということに興味があったし、While My Guitar Gently Weepsのギターがエリッククラプトンというのを知って、ヤードバーズを知り、ブルースやロックを聴くようになってジャズにハマり……みたいに興味を広げてきました。

「仕事」だから、必要以上のことはしないとか、その背景には興味を持たないという方もおられるようですが、「仕事」の周りには面白いことがたくさんあるので、そのなかから、自分にちょっとでも興味のあることを少し掘り下げてみるだけでも、仕事が楽しくなるのはもちろん、人生が豊かになるんじゃないかな。

僕が「好きなことだけやって」生きてるなあ、と思えるのは、こういう考え方だと、仕事してる感覚が薄れてくるからかもしれません。

最近仕事が面白くないと感じてるあなた。

仕事の周辺に、なにか興味を持てるものはないか?探してみてくださいね。

では
今日もおもしろタノシズムで!

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