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Excel問い合わせ

先日、会社OBの方から電話がありました。
もう70才は過ぎていると思いますが、
まだ仕事頑張っておられるのですね。


「マクロで特定の科目の値を抜き出す事はできないか?」
というものでした。

会社OBの方の例を少し変更し、「果物購入リスト」を考えます。

果物購入リスト

果物の項目が「みかん」の合計金額を抜出したい場合、
いろんな方法があります。


①オートフィルタ


 セル【A1:C1】にオートフィルタを設定し、
 B列のフィルタで「みかん」を選択する。

フィルタで「みかん」選択

②計算式


 関数 SUMIFSを使用します。
SUMIFS(合計対象範囲、条件範囲、条件、条件範囲、条件・・)
条件は1つでも、複数でも可。
=SUMIFS(C2:C12,B2:B12,”みかん”)
=600

③マクロ


 2行から12行まで、果物=”みかん”のとき、金額を集計する。
 変数の設定を考える。
  変数 : WS → ワークシート
       KUDAMONO → くだもの
       Count → 集計金額
       Mny → くだもの金額

VBAソースコード

実行結果

実行結果 セルF2に表示

解決方法①~③でした。

今回は、簡単な例で紹介しました。
計算式も便利ですが、膨大なデータではファイルが重くなったり、
実行時間が長くなったりします。

VBAでは、ソースコードを記述する手間はありますが、
繰り返し作業や、大量な作業では大変役に立ちます。