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反応の人生

こんな話を聞きました。

10月イベントのチラシを部下が準備していました。
チラシが5万枚届きました。

上司 「○○、11月になっているぞ!」😵
   「何やっているんだ!」😡
部下 「あ、11月になっていますね」
上司 「おい、どうすんだ、これ」😡
部下 「捨てます」
上司 「どうすんだよ」😖
部下 「10月を印刷します」

上司は、間違えたチラシが届いたときに、怒り浸透です。
「間違えたチラシの費用は無駄になるではないか」
「イベントに訂正したチラシが間に合うのか」

いろんな事が頭をよぎります。

イライラ怒りをぶつけているときに、ふと思ったそうです。

自分は、過去のどうしようもないことにイライラ怒りをぶつけて、
問題を大きくしている。 ⇒ 非生産的

部下は、事実をそのまま受け取って、やるべき事を処理している。
⇒ 生産的

出来事に対して反応(怒り)している。
「部下が生産的で、自分は非生産的ではないか」
と気付いたそうです。

この話を聞いて、「事実をありのまま素直に受け取る」という事が
大事なんだなと思いました。

起こる事象にも因りますが、事実を素直に受け取って対処した方が
物事は速やかに解決に向かいます。

嫌な出来事が起きた時に、
どのような反応と結果になるか考えてみます。

【例】嫌な出来事
・警察に交通違反で違反切符を渡された
・上司に怒られた
・取引先の商談がキャンセルになった
・SNSで悪口を書かれた
・石が飛んできて車のガラスにヒビが入った
・歩きスマホしている人とぶつかりそうになった
など

【 嫌な出来事への想定される反応 】
①他人の責任にしている
②起こった事は仕方がないと受け入れる
③怒りを周りにぶちまける
④自分は正しいと周りを論破する

①~④の反応を考えると、

①他人の責任にしている

 出来事が起こったのは、「人のせい」と思っているので、
 自分から動きません。動くときは嫌々する感じです。
 受身状態で、物事が進展しません。

②起こった事は仕方がないと受け入れる

 「起きたことは変わらない」とまずは受け入れ、
 出来る事を考え対処する。

③怒りを周りにぶちまける

 周りに怒りをぶちまけるので、周りは疲弊します。
 周りは、物事に対処するエネルギーがなくなります。
 物事へのアプローチはないので、進展しません。

④自分は正しいと周りを論破する

 これは③と同様です。

②の「そのまま受け入れる」が効果が良さそうです。

これからを出来事の反応ばかりで生活していると、
対処療法でその場は過ごせても、
後々に悪影響が出てきそうな気がしました。

出来る限り「そのまま受け入れる」を実践していこうと
思います。