エリア探訪には自転車が良いと気が付いた
人間、あることがきっかけでガラリとライフスタイルが変わるということはあるもの。
私の場合、ながらく夜型人間をやっておりました。
仕事が忙しかったというのもあるが、早く終わったら終わったで、千載一遇のチャンスとばかり、ネオンサインの海に溺れておりました。
自慢ではないが、年収のかなりの金額を酒に落とし、ついにはワインバーまで経営したこともあります。
そんな私が一転、今はすっかり朝型人間です。
簡単に言うと、自転車に乗るようになり、日照時間を有効に使いたいがために早起きになったのです。
なぜ、自転車にハマッたかは後に述べるとして、その効果は
・体重が減った
・血圧や血糖値が下がった
・薬が減った
・薬代が減った
もともと、ダイエットなどに精を出すほど努力家でもないんですが、晴れた休日にほぼ丸一日、自転車に乗り続けると結構な運動量になります。
それが2年続きました。
なぜ続いたかというと、自転車から見える世界が絵巻物か紙芝居のようにおもしろかったんですね。
都市部から郊外のロードサイド、そして里山と次々景色が移り変わっていく。
タイムラプスというのがあります。
長時間録画した映像を早回しで観るヤツ。
ちょうどあれを観ているみたいな感覚といいましょうか。
我々は通常電車か車で移動します。
そこで見えるシーンは、たとえば目黒。恵比寿。
電車移動の人にはこれらは独立していて、連続してつながっていない。
その間を歩けば、連続はするが、通常は数kmで終わってしまう。
都心→郊外→里山といった劇的な変化はなかなか起こりにくい。
一方、車では速すぎて変化を味わうヒマがない。
このシーンの変化が自転車ではまさに爆発します。
1日駆け回ると、どこをどう回ったか思い起こすのに苦労するほどです。
この味を覚えたのは、2年前に奈良に行った時。
電動アシストのレンタサイクルを借りて回ったのが始まりで、家に帰ってすぐに電動アシストの自転車をゲット。
(奈良に行った時のブログ)
なにせ自宅は千葉県我孫子というところで、台地や沼がやたら多い。
電アシ君はそうしたアップダウンには抜群の威力を発揮しました。
しかし次第に付近を乗り回すだけでは飽き足らなくなり、自転車担いで電車や車で移動する、いわゆる輪行にハマっています。
その輪行用自転車もゲットしました。
これにより格段に行動範囲がひろがり、私には『死ぬまでに観たい・行きたいリスト』というのがあるのですが、その計画の幅が広がりましたね。
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