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そもそも、不動産(ふどうさん)って、なんのこと?

 みなさん、不動産(ふどうさん)という言葉は、聞いたことがあると思いますが、なんのことか説明できますか?

 不動産とは、読んで字のごとく、動かない資産(お金になる財産)、例えば、おもちゃや時計や自動車などといった動く資産ではないもの、つまりは、地面と家ということになります。

 ちょっと難しく言うと、民法(86条)で、不動産とは「土地及びその定着物」と定められています。

 土地の定着物は、細かいことを言えば、建物以外にも例えば、立木、石垣などありますが、大まかには、地面と家と思っておいて問題ありません。

 そして、ここ日本においては、これら不動産=地面と家の所有が認められて、つまり、お金を払えば買える、自分のモノになります。

 自分のモノになるということは、これらを自分で自由に使える権利があるということで(*1)、例えば、自分で住んでもいいし、人に貸して家賃をもらってもいいというわけです。

 不動産は、資産のうちでも、とても高価で大きなものです。

 ちなみに、英語ではリアルエステート(リアル=本当の、エステート=資産)といいます。

 不動産は、うまく活用すれば生きていくうえでとても頼りになる資産になりますし、一方、活用を間違うと、まさに、「負(ふ)」動産になってしまいます。

 ですから、みなさんが豊かに生きていく上で、不動産の最低限の知識をしっかりと身につけて役立てることは、とても大切なことなのです。

*1 使用収益


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