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【Excel パワークエリ 動画解説】『変換』と『列の追加』のタブではボタンの名前が同じでも数式は全然違う

こちらの動画では、パワークエリで押すボタンが同じでも『変換』と『列の追加』のどちらのタブから実行するかで、追加されるステップの数式が異なる理由について解説します。


動画で学ぶExcelパワークエリ・パワーピボット


ExcelのPower Query エディターを使用してマウスで列のデータを加工するためには、『変換』または『列の追加』のどちらかのタブから対象の機能を実行します。


『変換』『列の追加』の2つのタブには同じ名前のボタンがいくつかあります。

標準のボタンが『変換』と『列の追加』のどちらのタブにもある


『変換』タブの機能を使うと、選択している列のデータ自体が変換されるのに対し、

『変換』>標準>乗算で、列1に10をかける
列1の数値自体が×10された


『列の追加』タブの機能を使うと、選択している列のデータを元にして変換したデータの列が追加される、
という違いがあります。

『列の追加』>標準>乗算で、列1に10をかける
列1の数値に×10された数値の新たな列が追加された



上記の2つは、どちらも列1の数値に×10した数値がテーブルに作られるわけですが、クエリに追加されるステップの数式は全く異なります。

追加されたステップの数式



こちらの動画では、同じようなデータの加工を行っているのに、『変換』『列の追加』のそれぞれのタブで実行すると、追加されるステップの数式が異なる理由について解説します。

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