将来に不安を抱く女性が多い
株式会社千趣会が運営するベルメゾン生活スタイル研究所では、女性を対象にした生活意識アンケート調査を、2012年~2018年に実施しています。
その調査結果によりますと、2018年6月時点においては、
「年金をあてにしてはいけないと思う」:82.6%
「自分の資産や貯蓄に対して不安を感じることがある」:75.4%
「老後の生活が心配である」:77.3%
「日常生活を充実させるよりも、貯蓄などして将来に備えたい」:53.6%
という割合でした。
その内訳を見てみます。
1.「年金をあてにしてはいけないと思う」:82.6%
「年金をあてにしてはいけないと思う」と感じている女性は、
・「とてもそう思う」:38.5%
・「わりとそう思う」:44.1%
を合わせた82.6%で、不安感の高い状態が続いています。
2.「自分の資産や貯蓄に対して不安を感じることがある」:75.4%
「自分の資産や貯蓄に対して不安を感じることがある」と感じている女性は、
・「とてもそう思う」:34.5%
・「わりとそう思う」:40.9%
を合わせた75.4%で、所有資産に対する不安感も高い状態が続いています。
3.「老後の生活が心配である」:77.3%
「老後の生活が心配である」と感じている女性は、
・「とてもそう思う」:37.7%
・「わりとそう思う」:39.6%
を合わせた77.3%で、年代別では40代が老後の生活を心配だと思う割合が最も高い状態となります。
将来に不安を感じる女性が、高い割合を占める状態が続いています。
4.「日常生活を充実させるよりも、貯蓄などして将来に備えたい」:53.6%
「日常生活を充実させるよりも、貯蓄などして将来に備えたい」と感じている女性は、
・「とてもそう思う」:15.5%
・「わりとそう思う」:38.1%
を合わせた53.6%で、2人に1人以上の割合が、日常生活よりも貯蓄と考えています。
女性が将来に対して不安を抱く理由については、下記の記事をご覧ください。
5.出所
※1 「ベルメゾン生活スタイル研究所「女性の生活意識アンケート調査(第13回)」結果を発表」
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