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メモ環境をTextwellからDraftsにしてみた

今日は、江草のメモ環境の話でも。


休日はほんとそうなんですが、育児や家事やお出かけでバタバタするもので、驚くほどデスクの前に座れません。

お仕事ハック系の記事とか読むと、こういうPC環境でこういうツールやガジェットを使って生産性上げてますぜという話が目白押しですが、そもそもデスクに座れないちゅう環境だと、どうにもならない内容も多く、いつも涙を飲んでいます。

そんなデスク座れない勢からすると、ほんと僥倖とも言えるアイテムが、スマホなんですね。スマホはすごいんですよ。片手で本(Kindle)を読めたり、テキスト打てたりするんですから。

紙の本も通常は片手で読むのは困難ですし、文字を書くのもメモ帳を支える左手とペンを持つ右手が要るのが普通です。

それに引き換え、スマホは片手で簡単操作。しかも常に肌身離さず持ち運んでます。隙あらばいつでも片手で読み書きできる。すごい。

スマホを現代病の象徴アイテムかのように呪う言説も多いですが、デスク座れない勢からするとありがたすぎる文明の利器なのです。


なので、思いついたアイディアとかもだいたいスマホでメモしてますし、noteの記事の下書きとかも綴ってたりします(清書はさすがに夜な夜なMacで仕上げてますけど)。スマホさまさまです。

となると、重要なのが何のアプリでメモするかですよね。


昔からのフォロワーさんはご存知の通り、江草はObsidianというデジタルノートアプリのユーザーです。

(オススメしたすぎて、思わずリンク貼りまくってしまいました)

このObsidian、モバイル端末用のアプリも用意されてるので、スマホでも使えます。ただ、いかんせん起動が重たいんですね。

なにかと隙をついて読み書きしないといけない不自由民からすると、このちょっとした起動の重ささえツライ。

思いついたら、即ぱぱぱっとメモ。この瞬発力が欲しいんです。


で、実際には後でObsidianに格納をするんですけど、とりあえずの瞬間メモの入り口として優秀で、江草が愛用していたアプリがTextwellです。

ほぼテキスト入力画面しかないようなシンプルなメモアプリです。

とりあえず思いついた瞬間に、ここにテキストを入力します。で、入力し終わってから、あるいはその日の夜だったり後日だったり色々落ち着いてから、このテキストをどうするか(Obsidianの保管庫に放り込んだり、コピペしてツイートしたり)を考えるという流れです。

シンプルなアプリながら、他アプリに転送や共有するためのアクション機能が便利で(カスタマイズも可能)、横スワイプでテキストを一瞬で消去できる(履歴に保存はされる)操作感も好きでした。

なんですが、最近のアップデートでカスタマイズしてたアクションボタンが重複しまくるという「てんやわんや」が起きたんですね。

致命的な問題ではないまでも、消しても復活しちゃったりして、ごちゃごちゃ感が継続して結構困惑してしまいました。

また、以前からMac版のTextwellアプリとの同期に失敗することがちょいちょいあったんです。それでスムーズにメモが参照できなくてストレスだったり、なんなら一部のメモが消えてしまったこともあったりして。

愛用はしていたものの、そういう不満点もあるにはあったので、これを機に何か他のメモアプリに乗り換えるのもありかなーと久々にメモアプリを検討していたのでした。


そんな中、ちょうどタイミングよく出会ったのが、こちらの電子書籍。

著者の小田やかたさんは知的生産系デジタルツールに詳しいブロガー、KDP作家さんで、ブログの豊富な情報に江草もよく助けられてます。

この小田さんがまさしく「ひらめきを逃さないメモ術」として、いかに瞬間的にメモをするかのノウハウを書いてくださってるわけです。

そんな小田さんの推すメモアプリがDraftsです。

ぶっちゃけ、江草も以前触ったことはあったのですが、Textwellに比べると多少複雑なインターフェースなのと、アクションのカスタマイズがとっつきにくかったので、敬遠してTextwellの方を使っていたという経緯があります。

ただ、今回の小田さんの書籍でDraftsの使い方の入門的解説が豊富になされていたので、これは助かるーと思って早速TextwellからDraftsへ乗り換えてみることにしました。

使い方はぶっちゃけTextwell時代と同じで、とりあえずなんでも思いついたらササっとDraftsにメモして、後でそのテキストの扱いを考えるという流れです。やってることは一緒です。

使ってみると、十分というか十二分にDraftsの起動も高速なので、瞬間メモにも申し分ないですし、時間が経過すると自動でまっさらな新規メモでの起動をする設定も選べるのも快適です(Textwell時代は適宜横スワイプで残ってたテキストを消してた)。未処理のメモ数がバッジで通知されるギミックも面白い。

今のところ、Macとの同期もスムーズに動いてますし、小田さんの書籍の解説のおかげでアクションも色々と自分好みにカスタマイズしたものを用意することができました。ObsidianにもDayOneにもXにもさくさくテキストを送り込めます。

まあまだ、改めて使い始めて間もないので、十分に扱えてないところもありますが、使い勝手としては結構感触が良いので、このまま江草のメモ環境はDraftsに落ち着きそうな勢いです。


というわけで、江草のメモ環境の近況報告でした。

Obsidianアドベントカレンダー以来、あんまりデジタルツールの話してなかったかなあというのと、意外とこんな感じで泥臭くテキスト書いてるんですよー、という謎アピールがしたくなったという。

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