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1日は16時間しかない

1日は24時間と思われがちですが、実は16時間しかありません。
というのも、残りの8時間は夜だからです。

トンチのような話ですが、意外と真面目な話です。

本来誰もが「夜に8時間寝る」睡眠時間を確保しないといけない以上、覚醒した状態で活動できる時間は1日16時間と考えることが妥当なのです。


「ワーク・ライフバランス」という言葉は社会的にも十分に定着してきたように思います。
これはこれでとても大事な概念ですが、ひとつ盲点があるんですよね。
それが先から言ってる「睡眠時間」の問題です。

「ワーク・ライフバランス」と言う時、ワークとライフをどちらも大事に充実させようというニュアンスを伴います。すると往々にしてライフを張り切った結果、無意識のうちに睡眠時間を削ってしまいがちなのですよね。

睡眠時間も「ライフ」に割り当てられてる時間と捉えてしまうと、「ライフ」の中で自分の好きに睡眠時間を変えてもいい気がしてきてしまいます。ところが、睡眠というのは生物としての基本的生命活動であって「私は睡眠は趣味じゃないから要らない」とはなりえないのですよね。
残念ながら自分の自由にはできない時間なのです。

だからあらかじめ必要睡眠時間分を差し引いておく、いわば「ワーク・ライフ・スリープバランス」を意識して1日は16時間と考えるべきなのです。

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