『ヘッラスの栄光』 プロローグ：ヘッラスの神々と英雄

第一節　神々の時代 1

 ティーターノマキアー（巨神戦争）  オリュムポス神族と黄金族人間  神々の誕生  パンドーラーの箱

第二節　ヘッラス世界の成立 8

 エーゲ海世界への進出：リュディア･プフリュギア･ペロプス半島  巨人猟師オーリーオーン、東へ行く  シーシュプホス・サルモネウス兄弟の反逆と業罰  諸都市の成立①　カドモス王子の冒険とテヘェベー市王国  諸都市の成立②　黄金児ペルセウスの冒険とミュケェネー市王国  諸都市の成立③　アテヘェネー市王国とスパルター市王国

第三節　英雄たちの冒険 17

 ボイオーティア戦争とヘーラクレースの活躍  金羊毛物語① イアーソンとアルゴー号仲間  金羊毛物語② 魔術王女メーデイア  怪牛ミーノータウロスと剣靴青年テヘーセウス  音楽詩人オルプヘウスの冥界下り  ディオニューソスとマイナスたちの狂宴  剣靴青年テヘーセウスのアテヘェネー市王国帰国  燃火野でのギガントマキアー  怪力英雄ヘーラクレースの壮絶なる最期

第四節　テヘェベーの悲劇 30

 双子兄弟アムプヒオーンとゼートスの受難  男色王ラーイオス  オイディプース物語  テヘェベー戦争と七人の英将  アトレウス・テュエステース双子兄弟の相克  プフリュギア王国王ゴルディアース・ミダース親子の陽気な日々

第五節　トロイア戦争 37

 美女ヘレネーには二人の婚約者がいた  誘拐されたヘレネーと奪還連合軍の集結  いけにえの王女イープヒゲネイア  駿足王子アキヒッレウスの活躍と最期  トロイアの木馬  トロイア戦争の結末

第六節　トロイア戦争後日譚 44

 ミュケェネー市王国王アガメムノーンの惨殺  エーレクトラー・オレステース姉弟の復讐  イードメネウス・イドモーン親子の再会  オデュッセウスの冒険① イオーニア海の彷徨  オデュッセウスの冒険② 海精たちの誘惑  オデュッセウスの冒険③　スケリア島の王女ナウシカアー  オデュッセウスの冒険④　イタハケー島王国への帰国  イープヒゲネイア再会とオレステース最後の復讐  その後の人間の歴史

巨人戦争の末、神王ゼウスの支配が建てられ、ヘーラクレェスら英雄たちの冒険と活躍によってヘッラス諸市が築かれる。しかし、その中のテヘェベー市には呪いがあり、そこにオイディプースの悲劇が始まる。そして、絶世の美王女ヘレネーを巡って、トロイア戦争が起こり、ヘッラス連合軍は、ようやくこれに勝利したものの、その帰路、参謀オデュッセウスは大漂流をしなければならなかった………。