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改めて目標設定の重要性を実感

心震える気付き462

Be the Change that You Want to See in the World.
見たいと思う世界の変化にあなた自身がなりなさい。
by Mahatma Gandhi

今日はガンジーのこの言葉に触れる機会があり、
心がプルプル震えました。

自分が望む変化、その変化とは何か?
どこへ向かって行くのか?
つまりそれは、目標を明確に掲げる事に繋がるだろう。

目標の掲げ方にはコツがある。
それは、ちょっと頑張ったら達成するような目標は立てない事だ。
会社の事業計画のような目標の立て方を、
人生目標の立て方の参考にしてはいけない。

会社の目標は、前年比○○%増など
今までの延長線上にある場合が多い。
つまり、変化を望まない、
そして、予定調和を好む目標設定と言えるであろう。

人生においても、現状で満足している人であれば、
会社と同様の手法で目標設定しても良いであろう。

しかし、今の状態に満足していない。
更に逓増する人生を送りたい。
そのように思っている人は、今までの延長線上にある目標設定では
人生に変化変容を起こせない。

そんなあなたが想定する目標は、
想像できる10倍以上の目標にするべきだ。

例えば、エンジニアライターとして、
今年の目標は、毎月1件取材し、執筆する事を考える。
これは、全く普通の発想である。
ここからはイノベーションが生まれない。
これを10倍して考える。
今年の目標は、エンジニアライターとして、
毎月10件取材し、執筆する。

毎月10件の取材、つまりは、毎週2〜3件の取材、
と言うことは、3日置きに取材そして執筆。

これを目標にし、無理だとは思わない。
どうやったらできるかを考える。
実現しようと思えば、従来の発想では到達できない。
つまり、発想を変える必要がある。

10倍を意識するから、
見えるもの、世界が変わる、
情報アンテナが変わる、
発想が変わる……

そこから、イノベーションが生まれ、
変化変容が現実のものとなるのである。


別の切り口で例えれば、
MBO(Management By Objectives:目標管理制度)と
OKR(Objectives and Key Results:目標と主要な結果)の違い。

MBOは、1950年代にドラッカーが提唱
レビューの頻度は、年1回であり、達成の期待水準は100%
会社の事業計画の設定はまさにこれ。

OKRは、1970年代にインテルのアンディ・グローブが提唱
レビュー頻度は、四半期ごともしくは毎月であり、
達成の期待水準は60%程度
変革期にあり、今までの常識が通用しなくなる今の時代には、
こちらの方が良いだろう。

OKRについて詳しく知りたい方は、こちらがオススメ
https://amzn.to/2QEN1Fu


OKRは、Google、Facebookなどが使う目標管理ツールでもある。
https://rework.withgoogle.com/jp/guides/set-goals-with-okrs/steps/introduction/


目標設定の効果の事例を紹介したい。

「日本の品種はすごい-うまい植物をめぐる物語」 (中公新書)
の著者、竹下大学さんだ。
https://amzn.to/2R41QAt

竹下さんは、花の品種改良の経験がなかったキリンビールで、
ゼロから育種プログラムを立ち上げ、
世界的な花の育種会社として認められるまでの功績を残された
素晴らしい実績の持ち主。
2004年には、All-America Selectionsが
北米の園芸産業に貢献した育種家に贈る
「ブリーダーズカップ」の初代受賞者に選ばれている。

皆さんに是非とも読んで頂きたく、
ここでは、敢えて本の内容紹介をしません。
新しい切り口で書かれた本であり、オススメの一冊である。
是非ともお手にとって読んでいただきたいです。

竹下さんは、著書発行前から、目標を10万部と掲げられていた。
その目標はブレることなく、一貫して掲げ活動をされている。

その結果、出版社での新聞広告、書店でのフェアー、
更には、ラジオ出演など
次々とベストセラーの10万部に近づいている。
掲げた目標が高いからこそ、
この様な素晴らしい結果を引き寄せているのであろう。

今までの延長線上には無い、高い目標を掲げる。
目標設定の重要さを改めて実感した1日であった。


【気付き】
目標を掲げずに、変化変容や逓増する人生はあり得ない。
また、目標は、想定を超える程、高く掲げる必要がある。
現実と目標とのギャップが大きければ大きいほど、
見方や発想が変わり、イノベーションが生まれるのである。


【本日の名言】
計画のない目標は、ただの願い事
by サンテグジュペリ


#目標設定 #OKR #竹下大学


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