withingsで計測した体組成記録(8年分)を振り返る

withings というフランスの会社があります。wi-fiに接続してデータを自動的にクラウドにupしてくれる体組成計などを作っているメーカーです。
その体組成計をかれこれ8年ほど使っているのですが、過去のデータをちゃんと調べたことがなかったので、データをダウンロードして、pythonで可視化してみました。


1.体重の変化。

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2014年後半から、2015年末まで、約1年半の間に、体重が79kg→70kgと大幅に減っています。
2014年というと、心拍数を意識しながら運動するようになった年。
ジョギングを開始したのも、この頃。今は亡き小出監督の本を買ったり、garming のランニングウォッチを初めて買ったりしたのも、この頃。
その後は、じわじわ体重が増えている。良くない傾向。
そして、2016年2月に、初めてフルマラソン(東京マラソン)を走りました。(まあ、半分ちかく歩いちゃってますけどね)

2.体脂肪率の変化。

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なんとなく、年初1月頃にピークとなり、6月頃にボトムをつけるという傾向が見えてくる。とりあえず、20%は超えないように気をつけたいかな。

3.体脂肪量/除脂肪量の変化

体重に体脂肪率をかければ、体脂肪の重量が分かる。
そして、体脂肪を除いた重量(骨・筋肉・内臓などの合計で、「除脂肪量」という)をグラフ化。

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2015年始めに18kgくらいあった体脂肪が、2016年2月の東京マラソンのころには、12kgくらいまで減ってます。その間、除脂肪量は、-1kgと微減。
このときは、体脂肪だけを減らすことが出来てたみたい。

4. 2016年以降の変動の解釈

2016年以降、体重は緩やかな上昇傾向。
2020年に入ってからは、コロナの影響もあり、3月に予定していたフルマラソンが中止になったり、とにかく運動しづらい日々が続き、ちょっと加速気味。良くない。
それはともかく、トータルの体重の変化以上に、体脂肪率の季節変動傾向(年初1月頃にピークとなり、6月頃にボトムをつけるという傾向)が、体脂肪量・除脂肪量の変動となって見えている。

体脂肪が筋肉に変身するわけはないし、その逆もあり得ない。

とすると、実際の体脂肪・筋肉の量が増減している分も多少はあるにせよ、何らかの原因で体脂肪率が、季節要因で変動して「見えている」ということのように思われる。

そもそも、体組成計で体脂肪率を計測する仕組みは、身体に微弱な電気を流し、その抵抗から体脂肪率を算出するというもの。脂肪は電気を流しにくく、筋肉は電気を流しやすいことを利用している。
つまり、身体の筋肉・脂肪の割合が変わらなくても、汗をかいたりして、身体の水分が減ると、電気が流れにくくなり、体脂肪が増えたと計算されてしまう。
(お風呂上がりに計測すると、体脂肪率が低く出てしまうとタニタさんも言ってます)

夏至・冬至の時期とリンクして、身体が水分量を調整しているんですかねえ。。。


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