多幸感。
目が覚めて家中の掃除をしてシャワーを浴びてさあ玉屋事、とアトリエに入った途端に「…模様替え…え?」
ウチの中とは言えなぜこの猛暑に、なぜ今日なのだ、と思いつつ手はもう始まってしまう越してきて以来初めての模様替え。
ビフォー。
今は亡き黒猫イチがパノラマでへんてこりんに写り込んでいる懐かしの。
アフター。
工房感三割増し基地感八割増し。狭くも心地よい我が城よ。デッドスペースガンガンの空間無駄遣いでも座ると身体と目が楽。PC机の下と椅子は猫の巣でさっそく背後からの製作監督。
汗だくを再びのシャワーで流して、新しい空気の玉屋部屋で背中に扇風機の風を当てながら手を動かす。
沸き起こるように包み込まれるように降ってくる、アタシはアタシで完結している、というこの圧倒的な多幸感。
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