🇺🇸ファウチ後任: ジャンヌ・マラッツォ博士🎓

以下の文章は、個人的な試訳です！

🇺🇸国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)の新所長に、ジャンヌ・マラッツォ博士を選出。

米国国立衛生研究所のローレンス・タバック所長代行は、NIH国立アレルギー・感染症研究所（NIAID）所長に、ジャンヌ・M・マラッツォ医学博士を指名。

現在、マラッツォ博士は、アラバマ大学バーミンガム校の感染症部長。秋には、NIAID所長に就任予定。

NIAIDは、感染症、免疫疾患、アレルギー疾患をよりよく理解し、治療し、最終的には予防する為の基礎および応用研究を実施、支援している。

タバック博士は、「マッラッツォ博士は、国際的な臨床試験やトランスレーショナル リサーチ(基礎研究から応用分野に及ぶ研究)の指導、研究資金を含む複雑な組織予算の管理、専門能力開発のあらゆる段階における研修生指導など、豊富なリーダーシップ経験をもたらしてくれている。」と語った。

また、「マラッツォ博士をNIHのリーダーシップ・チームに迎えることを楽しみにしている。

2022年12月に長年の所長であったアンソニー・ファウチ医学博士退任後、NIAID所長代行を務めてくれたヒュー・オーチンクロスJr.医学博士にも感謝の意を表したいと思う。」
とも述べた。

マラッツォ博士はNIAID所長として、感染症、免疫疾患、アレルギー疾患の理解、診断、治療を進歩させる為の研究を支援するNIAIDの63億ドルの予算を監督する。

NIAIDは、メリーランド州ベセスダにあるNIHメインキャンパスのワクチン研究センターや、モンタナ州ハミルトンにあるロッキー山脈研究所を含む、NIAIDの21の研究所を横断し、米国内の大学や研究機関での研究を支援する。

NIAIDはまた、国内外における新興・再興の公衆衛生の脅威に対応するというユニークな任務を担っている。

HIVからエボラ出血熱、COVID-19に至るまで、感染症の発生に対するNIAID研究対応は、新しい治療法、ワクチン、診断テスト、その他の技術につながっている。

マラッツォ博士の発見・実施科学研究は、ヒトマイクロバイオーム (人間の体内や体表で生息する微生物と、その遺伝情報の総称)、特に女性生殖管感染症やホルモン避妊に関連するもの、PrEP(暴露前予防投与)や、マイクロバイサイド(殺菌剤)を含む、生物医学的介入を用いたHIV感染予防、細菌性膣症の病因と管理、HIV感染者の性感染症、淋病における抗生物質耐性の管理に焦点を当てている。

1997年以来、継続してNIH助成金の主任研究者であり、査読者や諮問委員会メンバーも務める。

また、NIHが資金提供する研修助成金を含め、専門家として成長するあらゆる段階での研修生指導者としても活躍、この分野における研究と指導への貢献が最も高く評価される米国性感染症協会のDistinguished Career Awardを受賞。

マラッツォ博士は、米国内科学会および米国感染症学会のフェローで、感染症の専門医資格を有する。

ハーバード大学で、生物学の学士号、トーマス・ジェファーソン大学で、医学博士号、ワシントン大学で、公衆衛生学修士号（疫学）を取得。

また、米国内科学会（ABIM）評議会およびABIM感染症専門委員会の委員長も務める。

NIAIDは、感染症や免疫疾患の原因を研究し、これらの病気を予防、診断、治療する為のより良い方法を開発する為に、NIH、米国内、そして世界中で研究を実施、支援している。

- INFO SOURCE -
NATIONAL INSTITUTES OF HEALTH (NIH) Homepage ( 02 Auguat 2023 )
https://www.nih.gov/news-events/news-releases/nih-selects-dr-jeanne-marrazzo-director-national-institute-allergy-infectious-diseases