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🇲🇽メキシコ保健省 発表: 「鳥インフル(N5H2)感染者の死因に関し、WHOの警戒を否定」

以下の文章は、個人的な試訳です!

2024年6月7日付
インフルエンザA(H5N2)感染者、慢性疾患により死亡

腎臓病、2型糖尿病、全身性動脈性高血圧を14年以上患っていた

保健分野の専門家チームは、インフルエンザA(H5N2)感染者と確認された人物の死因は、このウイルスによるものではなく、敗血症性ショックに至る慢性疾患の結果であると断定

専門家の結論では、彼が罹患した病気は、長い経過をたどり、いくつかの臓器が機能不全に陥った状態であった。

保健省は、住民にリスクは無いと再確認している。
これまでのところ、ケーススタディに関連する接触者の検査はすべて陰性である。

保健省の専門家チームは、A型インフルエンザ(H5N2)と診断された人物は、このウイルスが原因で死亡したのではなく、敗血症性ショックを引き起こした慢性疾患の結果であると断定した。

彼が罹患した病気は長い経過をたどり、いくつかの臓器が機能不全に陥るような状況を引き起こした、と専門家は結論づけた。

この症例は、慢性腎臓病、2型糖尿病、全身性動脈性高血圧を有し、14年以上の経過をたどる59歳の男性で、メキシコ州在住。

医療プロトコルの一環として、呼吸器系ウイルスの検体が採取され、保健省の専門研究所で分析された結果、インフルエンザA(H5N2)ウイルスが同定された。

死因の調査・分析を行った学際的グループ
国立衛生研究所・高度専門病院調整委員会(CCINSHAE)、国立予防プログラム・疾病管理センター(Cenaprece)、保健情報総局、疫学総局、保健省健康増進総局の専門家で構成、疫学、感染学、肺学、微生物学、重症医学などを専門とする。

国防省(Sedena)とメキシコ海軍(Semar)、メキシコ社会保障院(IMSS)、IMSS-Bienestar ヘルスサービス、メキシコ石油公社(Pemex)の専門家も協力。

同様に、農業・農村開発省(Sader)は農業食品衛生・安全・品質国家サービス(Senasica)を通じて、環境・天然資源省(Semarnat)は自然保護地域国家委員会(Conanp)を通じて、南部国境大学(Southern Border College)、メキシコ国立自治大学(UNAM)、メキシコ・スペイン病院(Spanish Hospital of Mexico)も協力。

保健省は、住民に危険は無いことを再確認した後、現在までのところ、調査中の症例に関連する接触者の検査はすべて陰性であり、感染源が特定されていない為、調査を継続し、ワン・ヘルスの枠組みの中で、環境衛生、人体衛生、動物衛生の連携と部門間コミュニケーションを維持していることを伝えた。


- INFO SOURCE -
スペイン保健省(2024年6月7日)
https://www.gob.mx/salud/articulos/persona-relacionada-con-influenza-a-h5n2-fallecio-a-causa-de-enfermedades-cronicas-sector-salud?idiom=es