🇺🇸ランド・ポール上院議員：ファウチ博士の議会での虚偽発言について、米国司法省へ再度文章送る

以下の文章は、個人的な試訳です！

以下は、ランド・ポール上院議員が、米国司法省：メリック・ガーランド司法長官へ送った文章。

2023年7月14日
ガーランド司法長官へ

新たな情報に鑑み、私は米国司法省に対し、2021年5月11日に米国国立アレルギー感染症研究所（NIAID）前所長アンソニー・ファウチ博士が米国上院厚生労働年金委員会で行った証言に関する調査を開始するよう、前回要請したことを再度お伝えします。

国立衛生研究所（NIH）の一部門として、NIAIDは米国内外の多くの科学プロジェクトに資金提供している。
2021年5月11日の公聴会で私の質問に対し、ファウチ博士は「NIHは武漢ウイルス研究所における機能獲得研究に資金を提供したことはないし、現在もしていない」と証言した。
そのわずか2ヵ月後、ファウチ博士も宣誓した別の公聴会で、私は彼に議会で嘘をつくことが犯罪につながることを警告し、以前の発言を撤回する機会を与えた。しかしファウチ博士は、「議会で嘘をついたことはない」、「その発言は撤回しない」と述べた。

2023年7月13日、コロナウイルス流行に関する下院特別小委員会は、2020年2月1日にファウチ博士、フランシス・コリンズ博士、及び科学研究者数名が参加したCOVID-19の起源に関する電話会議に関して、ファウチ博士が送信した電子メールを公表した。
この電子メールの中でファウチ博士は、パンデミックの前に武漢で機能獲得研究が行われていたことから、COVID-19が遺伝子操作されたのではないかという懸念を認めている。
ファウチ博士は、「武漢大学の科学者達は、コウモリウイルスがヒトに感染するのに適応する分子メカニズムを解明する為に、機能獲得実験に取り組んでいたことが知られており、大流行は武漢で発生した」と書いている。

米国国立アレルギー感染症研究所（NIAID）のR01AI110964の助成を受けて、2つの未解明のコウモリSARS関連コロナウイルス株Rs4231とRs7327のスパイク遺伝子を別のSARS関連コロナウイルスのゲノム骨格と組み合わせ、霊長類上皮細胞で細胞障害作用を示し、ヒト上皮細胞で複製を示す新規キメラSARS関連ウイルスを作成した。
これらの実験は、異なるSARS関連コロナウイルスの遺伝情報を組み合わせ、それらを結合させて、ヒト細胞に感染可能な新規の人工ウイルスを作り出したものである。
この研究は武漢ウイルス学研究所で行われ、NIAID Award R01AI110964の助成を受けている。

先月、政府説明責任局（GAO）は、武漢ウイルス学研究所と武漢大学がNIHから資金提供を受けていたことを明らかにした。

報告書は、NIHがWIVのプロジェクト「コウモリ・コロナウイルス出現のリスクを理解する」に資金を提供し、「自然に発生するコウモリ・コロナウイルスをSARS及びMERSウイルスと結合させ、ハイブリッド化したコロナウイルス株を生み出す遺伝子実験」を含んでいたことを指摘した。

またGAOは、NIHが雲南省でのウイルス検出に関する武漢大学とWIVの共同研究に資金を提供していたことも明らかにした。

合衆国法典第181条に基づき、「議会の委員会、小委員会、委員会、事務局の権限に基づき、下院または上院の適用規則に従って行われた調査または審査の一環として、「重大な虚偽、架空、または詐欺的な陳述または表明」を行った者は、刑事罰および最高5年の禁固刑の対象となる。

この為、2021年5月11日のファウチ博士の議会での発言が、この法令やその他の法令に違反していないかどうか、改めて調査して頂きたい。

ランド・ポール医学博士
幹部メンバー
国土安全保障・政府問題委員会

- INFO SOURCE - 
Rand Paul Senate page ( 14th July 2023 )
https://www.paul.senate.gov/wp-content/uploads/2023/07/Final-Letter-to-Garland_CS26.pdf