CRM施策がなぜ事業にとって重要なのか?
コロナ禍の中、なぜいまCRM施策に
力を入れる必要があるのか?
その理由は既存顧客を大事にすると
事業コストが5倍も削減できる
という一般論があります。
その一つが1:5の法則です。
新規顧客の獲得には、既存顧客維持の
5倍のコストがかかるといわれています。
時間やお金を含めた事業全体のコスト削減を
するためには、既存顧客の維持が重要となります。
2つ目が5:25の法則です。
顧客のサービス解約など離反を
5%改善することができれば、
25%の利益率改善につながります。
この離反率を最小限に抑えるためにもオンライン
オフラインの双方で顧客とのつながりを持ち
対話を実行していくことが重要です。
DtoCサービスやサブスク事業も例外ではありません。
店舗系企業様などオフラインでの
顧客接点が多い企業様にとっても
既存顧客を大事にすることが事業の安定につながります。
自社のお客様はサービスや商品の
どこに満足しているのか?を
的確に理解することが既存顧客の離反を防ぐことにつながります。
CRMの強化なくして自社の顧客満足度
ポイントを知ることは難しいです。
大事なポイントとしては、
初回購入していただいた顧客に対して、
継続購入・2回目の購買行動を促す
F2転換を図ることが重要だと言われていますが、
私はそれよりも在籍期間が長くしかも、F値が高い
TOP1%の優良顧客層の対策の方が重要だと
思っています。
CRMが弱いと顧客はどんどん離れていきます。
あなたの中にもご経験がある方が
いらっしゃるかもしれません。
過去に購入したカバンやくつなど身の回りアイテム
申込をしたサブスクサービスなど商品&サービス
を手に入れたときはすごく満足度が高かったのに
いまはそうでもないといった経験はございませんか?
それは、その方がサービスから
離れてしまっていることを意味します。
多くの方は契約時や購入時にサービス&商品
への期待値や満足度が最も高くなります。
しかしながら、その後定期的な情報の発信や
フォロー連絡などアクションがなければ、
時間の経過とともに期待値や満足度は低下していきます。
月額のサブスクサービスであれば
毎月顧客との接点があるから問題ないということではありません。
単に公式SNSアカウントがつながっているということ、
メルマガを配信していることは
顧客接点を活用しているとは言い難いです。
しっかり意見や感想を聞いてあげる仕組み化が重要です。
事業者側が一方的に送り付けるメルマガやSNSは広告宣伝のDM
と同じです。