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コロナ時代に加速したULSSASマーケティングとは?

D2C通販においてセットになる考え方は、
SNS主導のULSSAS(ウルサス)です。

マーケティングフレームワークと言っても過言ではありません。

コロナ時代のユーザー行動を認知して
もらうためにUGC(ユーザー投稿コンテンツ)を活用し、
費用対効果やエシカル消費を促進する
できるフレームワークです。

ULSSASは、下記の言葉の頭文字からできています。

U:UGC(ユーザー投稿コンテンツ)
L:Like(いいね!)
S:Search1(SNS検索)
S:Search2(検索エンジンでの検索)
A:Action(購買)
S:Spread(拡散)

これだけ見ても、イメージが湧きにくいですね。

コスメの情報を知ってから、
拡散するまでの一連行動を例に、ULSSASをご説明します。

消費者が自発的にコスメの感想をSNSに投稿(UGC)

その広告配信やSNS投稿にいいねを押す(Like)

コスメを使いたいと思っている
ユーザーがSNS内でハッシュタグや、
公式アカウントを検索(SNS検索)

SNS検索で興味をもった後、
どこでコスメがやっているのか
Google・Yahoo!で検索(検索エンジン検索)

公式ホームページやコスメ
のLPでお試し購入する

その結果、コスメを見た感想を、
SNSに投稿(拡散)する

このようにUGCの発生から拡散まで
一連の流れが繰り返されることが
ULSSAS(ウルサス)です。

DRM(ダイレクトレスポンス)で有名な
マーケティングファネルとの違いについて
も理解しておいても損はありません。

マーケティングフレームワーク
としてよく見られるのは、
AIDMAです。

漏斗のように上から下へ少数になっていく
逆三角形のイメージです。

認知のためのリスティング広告やディスプレイ広告は
従来型のネット通販のひな型でした。

よって、限られた枠での配信となるため、
広告費も入札競争が起こります。

つまり、広告予算が十分になければ
従来のネット通販やネットマーケティング施策は
効果が発揮されにくい仕組みなのです。

私のクライアント様は、新規獲得の広告費1000万円以上を
投下しています。(個別コンサルやプロデュース案件)

しかしながら、ULSSASにおいては多大な広告宣伝費を
投下する必要はありません。

UGCと拡散行動によって、認知拡大から
拡散の流れを導線にしていく仕組みとなっています。

従来のネット通販は、広告費をかけなければならなかったスキームが、
ユーザーが商品の拡散を行ってくれるため、広告費の削減につながります。

そのためには、コミュニティが形成されていないとできません。
その指数は、NPSになります。
ネット・プロモーター・スコアになります。

あなたも見たことがある、
あなたの知人に私たちの商品やサービスを
紹介してくれる可能性はどのくらいありますか?

その奨励者と批判者の比率差異によって
評価をしていきます。

商品を紹介する際、企業側は他社との差別化や
既存製品との差別化をはかるために
アピールするのが常ですが、
メリットばかりを提示されると、客観的な感想ではないため、
ユーザーは、反対に本当?
となる訳です。

ULSSASの場合は、複数のユーザーの客観的な
感想を知ることができます。

商品のメリット・デメリットの情報を収集できるため、
商品やサービスへの信頼性が向上する場合が多くなります。

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