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ビジネス戦略の青写真を明確にするフレームワークとは?

ビジネス・モデル・キャンパス
をご存じですか?

ビジネス・モデル・キャンパスは、
あらゆるビジネスモデルを

取り扱うことができることを
コンセプトになっています。

4つの領域と9つのブロックよって構成されています。

新規事業の立案や仮説検証に活用することで、
ビジネス戦略の青写真を明確にできます。

本題へ

ビジネスモデルを構成する各項目
の重要性は理解されている経営者も多いです。

しかしながら実際に使いこなしている
経営者は少ないです。

今回は、根本的な価値提供について
フォーカスします。

ビジネスモデルを構成する
1つ目の柱は、プロダクトです。

プロダクトは、本来は、事業体が自身の顧客に提供する
モノの全ての側面を含みます。

よって、ビジネスモデルの中核を形成します。

プロダクトの唯一の構成要素は
価値提案です。

価値提案とは、事業体のターゲット顧客に対して
価値をもたらす、プロダクトとサービスの
組合せの全体像を表すものです。

価値提案という言葉には、
2つの理由があります。

1つ目は、その価値は事業者の価値ではなく、
顧客が受け取る価値という点にあります。

書籍のタイトルになった「ドリルを買う人が欲しいのは穴である」
という考え方に沿ったものです。

手順は
1,特徴・機能・ファクトを洗い出す
2,利点を考える
3,ベネフィットを考える
です。

顧客志向の考え方に立って
だから何?・
それで何がいいの?
と突っ込んでみてください。

2つ目は、複合的なプロダクトやサービスの組合せが、
1つの価値提案を構成する事例が増えています。

有形+有形
有形+無形
無形+無形
などの組み合わせです。

複数のプロダクトやサービスの
組合せで構成されていることが分かります。

価値提案を構成する
プロダクトやサービスそれぞれを、
オファーと呼んでいます。

価値提案を構成しているものであれば、
それらが有料・無料であるかは問われません。

付帯サービスも、顧客にとって
何らかの価値があるのであれば、
オファーです。

1つ以上のオファーから構成される
価値提案の典型的なビジネスモデルとして、
ジレットモデルがあります。

本体は無料もしくは廉価にして替え刃で稼ぐ
あのカミソリです。

逆ジレットモデルもあります。

iPod本体は有料で
コンテンツダウンロードは無料もしくは廉価という
パターンです。
つまり、オファーは、価値提案
の一部もしくは全てである
というように解釈されます。

比較的単純なプロダクトやサービスの場合は、
オファーは価値提案そのものとなります。

よって、工夫がとても重要です。

価値提案は、ターゲット顧客に価値を提示する
価値提案は、コアコンピタンスに基づく
という関係性があります。

コアコンピタンスとは、
事業体が価値提案を生成するための

固有の技術・技能・知識・ノウハウ
を指すものです。
一般的には、目には見えません。

ホンダのエンジン技術
キャノンの光学技術
と言えば分かりやすいかもしれません。

ビジネスモデルとは、
企業が経営活動によって
収益を生み出すための設計図です。

経営活動の目的は商品を販売して
利益を得ることです。

ぜひ、わかりやすいビジネスモデルを作って
下さい。
追伸:ライティング#西村公児

インターネットを活用して自分の商品・サービスを売りたい! でもなかなか売れずにモヤモヤしている問題を解決する アドバイスをしています。 https://www.youtube.com/channel/UCxrQWY0HlXqFcOfe02_uztg/videos