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ネット通販1回だけと思わせて「定期購入」から脱却する方法とは?

定期購入の回数縛りが来春以降、
禁止される見通しが高くなってきました。
消費者庁は規制の強化に乗り出すからです。

段取り的には、
来年の通常国会で特定商取引法の改正を目指す方向性で
動いています。

また、ニュースにおいても、
ネット通販で1回だけのお試し購入と思わせて、
複数回の契約を結ばせる「定期購入」商法
と言われるようになっています。

理由は、消費者のトラブルが急増しているからです。
そんな中、頒布会に向いている商材の「食料品」や「消耗品」
についてお伝えします。

頒布会=定期購入
なのか?
についても続けて定義をお話します。

先に答えの定義をお伝えします。

定期販売と大きく異なる点は、
毎月課金するタイプではないことが多いです。
※ココポイントです。

まずは、頒布に向いているのは

1)野菜、果物
2)肉
3)米
4)酒
5)ホールケーキ
6)植物、生花、種

この頒布会の場合、毎月商品を届けることから、
同じカテゴリーで最低でも12種類以上の商品があることも
定義のひとつになります。

毎月、次は何が届くのか?
異なる商品にユーザーがドキドキ感を感じることが、
頒布会の大きな魅力の一つです。

よって、食料品であれば旬のものを
セレクトするなどの工夫が「継続率」を
高める大きな要素になります。

大手通販の服の頒布会、「フェリシモ」は有名です。

よってアイテムはアイデア次第で
色々可能になります。

また、現在の流行りですが、
サブスクリプションは所有ではなく
利用で提供する手法です。

頒布会は異なる商品の組み合わせのコースのため、
料金は毎月1,000円のような回収の仕方ではなく、

12か月コースで1万円といった
一括前払い方式が事業者に採用されています。

そのため中途解約については、
解約を希望するユーザーとの
トラブルを回避するために、

利用規約や特商法の表記で中途解約について
明記しユーザーに誤解を与えない
コミュニケーションが必要となります。


その頒布会で必要な4つの機能は
システム的に必須になります。

機能1)コース登録機能
機能2)受注機能
機能3)決済機能
機能4)販売促進機能

第1回目から最終回までの商品を
登録しコースを作る機能です。

それぞれの商品は、単品でも購入ができることが多いため、
その単品価格は考慮せず、コースの値段設定が可能なことが条件です。

具体的にはこんなイメージになります。
コース登録例
は、こうです。

Aコース(10,000円)
1か月目お届け商品「a商品」(通常単品販売価格2,000円)
2か月目お届け商品「b商品」(通常単品販売価格3,000円)
3か月目お届け商品「c商品」(通常単品販売価格2,000円)
4か月目お届け商品「d商品」(通常単品販売価格2,500円)
5か月目お届け商品「e商品」(通常単品販売価格2,500円)
6か月目お届け商品「f商品」(通常単品販売価格3,000円)

※aからfまで合計は15,000円ですが
メリットを出すために割引を行っている例となります。

定期に変わる新しい決済の方法が必要になってきます。

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