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いかに早くプロダクトの価値を感じてもらえるか、とは?

プロダクトアウトって聞いたことがあると思います。
企業が商品開発や生産を行う上で、
作り手の理論や計画を優先させる方法のことです。

買い手(顧客)のニーズよりも、作り手がいいと思うものを作る
作ったものを売るという考え方です。

一方、マーケットインは、ニーズを優先し、
顧客の声や視点を重視して商品の企画・開発を行い、提供します。

プロダクトアウトの対義語であり、顧客が望むものを作る
売れるものだけを作り、提供するという考え方です。

現在は、供給過剰な世の中で
良いものでも売れない事態が深刻化しています。

よって、コロナ禍においても顧客の視点やニーズを重視しようとする
マーケットインの発想が広がっていきます。

プロダクトアウトか、マーケットインか

こうした時代の流れを踏まえると、
プロダクトアウトは古い概念で、
商品開発としては顧客のニーズや視点を
取り込んだマーケットインが優れている
のではないかと思われがちです。

しかしながら、本当にそうでしょうか?

PLG プロダクト・レッド・グロース
(プロダクトでプロダクトを売る時代)
という10月22日の発売予定の書籍の中では、
違う視点で語っています。
そのPLGとは、
プロダクトをいち早くエンドユーザーに届け、
その価値をできるだけ早く感じてもらう

その結果、プロダクトでプロダクトを売る状態
を目指す戦略のことです。

プロダクトアウトとマーケットイン
どちらか一方に偏るのではなく、
両方を意識した戦略を考えていくことが重要です。

ネットフリックスのサービスのように、
サブスクリプションサービスやアプリなど、
試したい時にすぐに試せる環境に
慣れてしまった私たちにとって、

いかに早く、プロダクトの価値を
感じることができるか?
があたりまえとなりました。

セールスがプロダクトを売る時代は終わり
プロダクトでプロダクトを売る時代へ
と一気にパラダイムシフトが起きているのです。

そんな時代の流れもあり、
現在、米国のソフトウェア・スタートアップ業界において
2021年はPLG時代とも言われています。

PLGはいかに早くプロダクトの
価値を感じてもらえるか?

がポイントになります。

コロナ環境下で一層存在感が増す
PLGですが、その発想はとてもシンプルです。
プロダクトをいち早くエンドユーザーに届け、
その価値をできるだけ早く感じてもらうこと
がその目的です。

PLGでは、まずプロダクトを無料で開放し、
エンドユーザーに実際に触れてもらいます。

そして、価値を感じてもらったユーザーを
有料版へと誘導するのが、
PLGの顧客獲得アプローチの定石です。

追伸
詳しくは、ミニマム通販の全貌より
https://luceflix.com/optin-510699311633433141757

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