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【検証】1回目から2回目のリピート率をアップさせるためには?

今回は、過去にノウハウ化していた内容(コンテンツ)が
5年経過してどうなっているのか?

使えるのか?
使えないのか?
を検証したいと思っています。

本題へ
ビジネスにおいて重要なことは、
既存顧客の反応に反応するころです。

今回は、過去に提示したノウハウがどれだけ時代と共に変わって
いるかの棚卸をしながら検証したいと思います。

題材にするのは、2015年に発売された伝説の通販バイブルの中から
検証していきます。

ステップ1
バックエンドから構築せよ!
という切り口がテーマになります。

【検証】
1回目から2回目のリピート率をアップさせるためには、
1回目の初回購入日から1ヶ月以内に3回以上顧客
との接点を設けてアプローチする。
リピート率の目標は60%とする。

私の考えでは、残念ながら、ここの検証は前提条件が少し崩れて
いまが、KPIの目安としては使用できます。

なぜなら、
新規獲得以上に既存顧客の維持育成の方が重要だからです。

10年前の行動心理学的には、
「21日間続ければ何でも習慣になる」と
マーケティング業界では言われていました。

しかしながら、最近のメタ論文、
ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの研究によると、
新しい習慣が定着するには21日間ではなく、
平均66日間が必要だということが分かりました。

更に、
接触頻度の認知される回数は、
ザイオンス効果では、3回以上で認知される
というデータがあります。

ゆえに、
66日間以内に3回以上の接触をすることを
前提で考えていないとリピート率60の%維持が厳しくなります。

【検証】
1回目の初回購入日から2回目の購入日付までの
購入期間を顧客単位に把握すること。

また、1回目の初回購入日から30日以内
に20%のリピート率が発生するようにアプローチする。

私の考えでは、ここの検証は使用できます。
※KPIの目安としては使用できます。

なぜなら、
ASPの一般的なデータ集計は、件数になっているケースが
多く、カスタマージャニーが使用できないからです。

仮に、
件数をトレースした場合の施策は、顧客の顔が見えないので
施策はクーポンや値引き、キャンペーンに偏ってしまします。

更には、NBDモデルの公式、確率論の戦略思考では、
USJの全入園者数に占める年パス所有者の
延べ入園数はおおよそ
20~30%前後ではないかと推測しています。

この20%から30%が優良顧客になります。

ゆえに、
有形であっても無形であっても目安になるKPIは
同じであることがわかります。

【検証】
商品同梱物は、感謝状(ご挨拶)・特典・申込ハガキ・返金保障・お客様の声・Q&A・定期購入へのご案内(その都度購入からの誘引)
使用方法のコンテンツを用意し、統一カラー&一貫性を重視する
(サイズや紙質なども一貫性を保つこと)。

私の考えでは、ここの検証は使用できます。
※KPIの目安としては使用できます。

なぜなら、ブランディングを意識していないと
単なるモノ売りになり、価格差でお客様に選択されるからです。

仮に
ブランディングを意識していない物販のみになると、

同梱物なしでネットマーケティングのみをしている事例では
年商10億以上ありながら、リピート率が15%と20%と極端に低い
です。

更には、
ランディングページの作りこみによって
広告での獲得の新規流入は沢山ありますが、継続しない
という実績が多数あります。

ゆえに、
ブランディングを意識した世界観セールは重要であることがわかっています。

【検証】
商品の箱を開けてすぐ中身が見えないように、薄い中敷を入れる。
また、薄い中敷の次に置くチラシは購入者の注目度が
高く反響が期待できるので、戦略的に使用すること。

私の考えでは、ここの検証は使用できます。
※KPIの目安としては使用できます。

なぜなら、注文時と商品が届いたときに最も
感情がMAXにあることがパルス消費
の心理学で検証されています。
よって、事前期待を超えるように設計されてます。

仮に
自宅に透明袋で中身がマル見え状態で商品が届けられたら
あまり気持ちが良いものではありません。
クレームの対象になったケースもあります。

更には、
同じ商品を届けているにも関わらず、そのクレームは
1件の重大な事故・災害の背後には、29件の軽微な事故・災害があり

その背景には300件の異常があるという労働災害における経験則
であるハインリッヒの法則があります。

ゆえに、
マル見えで商品を届けるのでなく、戦略的にワクワクを演出することが重要です。

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